「バイオハザード:インフィニット ダークネス」はシリーズの“正史”に組み込まれる。Netflixで配信予定の連続CGドラマについて情報チラ見せ


Netflixは10月27日、2021年より配信予定の連続CGドラマ「バイオハザード:インフィニット ダークネス(BIOHAZARD:Infinite Darkness)」が『バイオハザード』シリーズにおける正史になることを明かした。  
 

 
『バイオハザード: インフィニット ダークネス』はシリーズ初の連続CGドラマとなるフル3DCGアニメーションの映像作品だ(関連記事)。本作は『バイオハザード2』の主人公であるレオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドを主軸に物語が展開する。本作の製作および監修はカプコンが担当しており、多数の『バイオハザード』シリーズに携わる小林裕幸氏がエグゼクティブ・プロデューサーを務めることでも期待を集めていた。 

これ以上の詳細はいまだ明らかにされていないものの、「正史(canon)」であると伝えるNetflixのツイートは、カプコンUSAおよび『バイオハザード』公式アカウントへの@マーク付けが飛ばされていることから、かなり信憑性が高いことがうかがえる。『バイオハザード』シリーズの「正史」を定義することは意外と困難だ。シナリオ分岐によって生存するキャラクターが異なっていたり、オリジナル版『バイオハザード2』『バイオハザード3』もリメイク版『バイオハザード RE:2』『バイオハザードRE:3』も正史扱いされることで矛盾点が生じていたりと、シリーズの正確な歴史を追いかけることはなかなか難しい。 
 

 
スピンオフ作品の扱いも複雑で、2017年公開のCG映画「バイオハザード:ヴェンデッタ」などは正史として扱われる一方、ミラ・ジョヴォビッチ主演の「バイオハザード」実写映画シリーズは正史に組み込まれないとされている。『バイオハザード: インフィニット ダークネス』はシリーズのタイムラインに組み込まれることが明確に提示された珍しいケースといえるだろう。 

となると、ゲームシリーズのうちどの時点の設定となるのかも気になるところだ。新たに公開されたレオン・クレアのスクリーンショットは、心なしか『バイオハザード RE:2』よりも歳を重ねた姿に見えなくもない。海外メディアGameSpotは『バイオハザード2』〜『バイオハザード4』の期間のいずれかに該当するストーリーではないかと推測を述べている。 

「バイオハザード:インフィニット ダークネス」はNetflixにて、2021年より全世界独占配信予定だ。