PS4『ゴースト・オブ・ツシマ』のフォトモードで撮ったスクリーンショットが美しい。多機能ゆえに生まれる風流やユニークな撮影手法も

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ソニー・インタラクティブエンタテインメントが7月17日に発売したPS4向けタイトル『ゴースト・オブ・ツシマ』。アメリカのSucker Punch Productionsが手がけた本作では、見渡す限りに美しい対馬を舞台とした自然豊かなオープンワールドを自由に駆けることができる。そして、プレイヤーは主人公の武士である境井仁として、目にする情緒ある風景や、くぐり抜ける幾度の死線をフォトモードで切り取ることが可能だ。本稿では、一人の武士として対馬を駆けるユーザーがフォトモードで撮影した情緒溢れる作品を紹介していきたい。

はじめに紹介するのは、Zlofsky氏がゲーム内の風景を撮影した作品。木漏れ日が差し込む家屋に伸びる木々の影が写し出された鈴の音が囁く風景や、竹林に佇む鳥居に香木の煙が昇る神秘的な風景、日が落ちる間際の田園を切り取った穏やかなコントラストが映えた風景など、どの作品も作品独自の風流が感じられる作品だ。本作には絶景といえるポイントはもちろん、旅路を急ぐ道中にもふと立ち止まりたくなるような、絵になる風景が散りばめられている。

デバイス氏が切り取ったのは、栄えた拠点である時間帯別の黄金寺。ゲーム内では時間が緩やかに流れ、天候も変化する。本作品のように、同じ場所でも訪れる度に異なる表情を見せてくれる。また本作のフォトモード内では、時間帯や天候を変更することができるため、プレイヤーが自由に景色を鑑賞することも可能だ。さらには、本作品のように木の葉を舞い上げる風量や風向きを調節したり、紅葉や蛍、とんぼといったエフェクトで作品を飾ることも。多機能を搭載したフォトモードを駆使することで、自身の思い描く風景に近づけることができるだろう。

続いて紹介するのは、おからねこ氏が撮影した戦闘シーン。甲冑を着た主人公が、行く手を阻む蒙古に一太刀を浴びせた様子が切り取られている。モノクロームをベースにしているためか、宙を舞う鮮血の飛沫に目を引かれる作品だ。本作の世界には無数の蒙古や賊が蔓延っており、複数の敵と対峙したり、時には一騎打ちを挑まれることもある。それらの死線を表現する、時代劇をコンセプトとした凄まじい熱量が込められた演出は、いかなる場面を切り取ろうとシネマティックに写ることだろう。

ここからは趣向を変えて、自由度の高いフォトモードゆえに生み出されたユニークな作品も紹介したい。こなろふ氏が撮影したのは、笠を被った境井仁が笑顔で敵の首元を貫いたり、首を飛ばしている作品だ。こなろふ氏が言うように、フォトモード中に表情を笑顔にして撮られたものだろう。未プレイの方に言及しておくが、作中の主人公は決して笑顔で斬りかかるような人物ではないのであしからず。

「プリズマ☆イリヤ ドライ!!」を連載中の漫画家、ひろやまひろし氏の作品は、作中に登場する僧兵の典雄にフォーカスした「のりお君が見ているシリーズ」。つぶらな瞳で真っ直ぐに境井仁を見つめるさまざまな場面が切り取られている。なぜ典雄に着眼したのかは不明だが、何ともいえないシュールな雰囲気が漂っている。シュールさを保つために、抜群のシーンが選び抜かれたような苦労の跡もうかがえる。とはいえ、シリーズということなので続編にも期待を寄せたい。

このように、風流を感じる美麗な風景から、血飛沫舞う戦闘シーン、ユニークなものまで、次々に新たな作品が生み出されている本作のフォトモード。作品の中にはseton氏のように、被写界深度や色補正を調整してミニチュア風の作品を撮影したものも存在する。またザ・ユキヲ・パーカー氏のように、フォトモードの時間停止やエフェクトを駆使して味わい深い映像作品も生み出されている。このような斬新な撮影手法が、今後も開拓されていくかもしれない。

多機能かつ自由度に優れた本作のフォトモード。ゲーム本編もさることながら、本モードで撮影されたクオリティの高い作品群もコミュニティに賑わいをもたらすことだろう。

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