中世アクション『Chivalry 2』コンソール版正式発表。クロスプレイに対応し、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X向けに発売へ

 

パブリッシャーのTripwire Interactiveは6月11日、IGNが主催する「Summer of Gaming 2020」にて中世アクション『Chivalry 2』のコンソール版を正式発表した。PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X向けに、全プラットフォーム間のクロスプレイに対応して発売される。

Torn Banner Studiosが開発中の同作は、中世ヨーロッパの戦闘をモチーフにした一人称視点アクションゲーム『Chivalry: Medieval Warfare』の続編。ちょうど1年前の2019年6月にPC版が発表され、PC版は2020年、Epic Gamesストアにて発売される予定となっている(それ以外のPCストアでは1年後のリリース)。

前作『Chivalry: Medieval Warfare』は、プレイヤースキルを重視した一人称視点のオンライン中世アクションゲームとして、高い人気を誇った。2019年には『Chivalry』の精神を継ぐ『Mordhau』という別スタジオ開発のタイトルがリリースされ、そちらも好評。いまだ人気のあるジャンルの本家『Chivalry』続編ということで、『Chivalry 2』は注目されている。

『Chivalry 2』では、マルリック・テロウィン率いるメイソン兵団と、アガサ騎士団との対立という前作の物語を継続。前作から20年後を舞台にするという。最大64人のマルチプレイに対応し、複数のチーム目標を備える中世マップや攻城戦など、前作から受け継ぐ要素がある一方で、開発にはUnreal Engine 4を使用し、ビジュアルは大幅にアップグレードする。

また、戦闘システムについても、すべてのスキルレベルにおいて、よりドラマティックかつ魅力的な戦いになるよう刷新しているという。より速く、滑らかな戦闘が目指されており、突きや振り下ろしといった攻撃方法、パリィ、ブロック、回避、カウンター、フェイントなど、戦術性が高く、戦闘システムの理解を深めるに従って、戦闘の奥深さも増していく。

PCだけでなくコンソールでも熾烈な死闘に挑めるようになる『Chivalry 2』。IGNが開催しているSummer of Gaming 2020では、ハンズオンデモやゲームプレイプレビュー(Xbox Series X/PS5のゲームプレイ込み)など『Chivalry 2』の映像が公開されていく予定だ。

*3月よりクローズドアルファテストの参加者を募集中。参加者は機密保持契約を結ぶ必要あり。北米・欧州サーバーのみとなっている