ミステリーホラーゲーム『The Fable Woods』Steamにて2020年Q4配信へ。息子を探してたどる、不気味な森あるき

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ドイツのゲーム会社Headup Gamesは6月4日、『The Fabled Woods』を2020年Q4に発売すると発表した。対応プラットフォームはSteamで、日本語対応予定。発表にあわせて、アナウンストレーラーも公開されている。

『The Fabled Woods』は森の中をさまよい、事件の謎を追いかける一人称視点の3DミステリーADVである。本作の舞台は、奇妙な出来事により来訪者がほとんどいなくなったという森の中。主人公は、かつて行方不明になった息子を探すため、木々が生い茂る森へやってきた。

湖の側にある放棄されたキャンプ場から、未知の声に導かれながら森の中を探索する。美しい木々の間に潜むおぞましい秘密。バラバラになって発見された遺体。森で起こったという、奇妙で残忍な事件。夜の森やログハウスの中にも足を踏み入れ、森に隠された秘密へと少しずつ近づいていくことになる。3つの物語が絡み合っており、真相へ至るには奇妙な出来事にも耳を傾ける必要があるそうだ。


動画には、ランタンや懐中電灯が骨と共に設置された場所や、椅子やテントが放置されたキャンプ場が映されており、本作で描かれる事件や謎を連想させる。ログハウスの中で文書を手にとっているシーンも確認でき、あちこちを探索したり、ジャーナルに目を通すことでストーリが進行していくのだろう。

本作では、ギミックを解き明かすパズルや死によるゲームオーバーがなく、自分のペースで森の旅路を歩んでいけるという。影響を受けた作品として『Gone Home』『Firewatch』『What Remains of Edith Finch』といった物語や体験に重点を置いたタイトルがあげられており、ウォーキングシミュレータファンが楽しめる内容になっているそうだ。また、複合的な謎が隠された森林の中は、落ち着いた雰囲気のBGMと美麗なグラフィックによって表現されており、凄惨な事件をより引き立てる。


本作を開発している、CyberPunch Studiosはこれまでスマートフォン向けアプリなどを開発してきたデベロッパー。公式Twitterには、1年以上前から“森を作っている様子”が投稿されており、その頃から『The Fabled Woods』の開発が進められていたようだ。また本作のゲームエンジンには、Unreal Engine 4が採用されている。

『The Fabled Woods』は、日本語字幕に対応し、2020年第4四半期にSteamにてリリース予定だ。

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