『Apex Legends』レイスに焦点を当てた新イベント「Voidwalker」9月4日から開催。 新たなロケーションや期間限定モードなども実装


Respawn Entertainmentは8月31日、『Apex Legends』に向けて、新イベント「Voidwalker」を開催すると発表した。同イベントでは、ゲーム内キャラクターのレイスに焦点を当てたゲームモードやロケーション、スキンなどが実装される。開催期間は日本時間9月4日から9月18日までの2週間。なお、9月7日から9月10日までの間はトップ5に入賞またはチャンピオンになると、アカウントレベルおよびバトルパスレベルの経験値が2倍となるイベントも開催予定となっている。

レイスは、敵からのダメージを無力化しつつ移動可能な「虚空へ」や、2地点間を結ぶポータルを生成する「ディメンションリフト」などを用いたテクニカルな動きを得意とするキャラクターだ。公式ホームページには、レイスがこうした能力を取得した経緯およびバックストーリーが記載されている。それによるとレイスは数年前、精神障害者用の施設で目を覚ましたようだ。記憶を失ったうえ、頭の中でささやき声が聞こえるようになり、正気を失う直前まで追い詰められたレイスだったが、頭の中の声を信頼することに。こうして声に導かれたレイスは虚空を変成する力を手に入れ、施設からの脱出に成功したようだ。

そして「Voidwalker」では、過去にレイスが脱出した研究施設がキングスキャニオンに出現する。建設作業組合員が施設の一部を発掘したようだ。研究施設には、施設内を飛び回ることや、スカイダイブでの脱出が可能なプロトタイプポータルが存在するとのこと。また、隠された伝承も発見できるようだ。伝承を発見することによってレイスの失った過去の記憶や、正体が判明するのだろうか。気になるところである。

さらに今回のイベントでは期間限定モード「Armed and Dangerous」が実装。同モードはレイスが研究施設から脱出した際のシチュエーションをコンセプトとしており、武器はスナイパーライフルとショットガンのみ使用可能となる。中距離間での撃ち合いに向いたアサルトライフルやサブマシンガンなどの武器が使用できないため、隠密行動による接敵・索敵が勝敗のカギを握るモードとなりそうだ。

 

ほかにも「Voidwalker」では、イベント期間中に用意されるさまざまなチャレンジを達成することでG7向け武器スキンやバッジ、レイスをテーマにしたローディングスクリーンなど限定アイテムを入手することができる。また、アイテムショップにもレジェンダリー含むキャラクター・武器スキンやレイスのフレームが追加。今回のイベントから500Apexコイン(約500円)で購入可能なアイテムも取り揃えられる。なお、イベント限定ショップアイテムは1週間経過すると別の限定アイテム群へと切り替わるとのこと。またイベント終了から6か月後には限定アイテムを再販する可能性があるようだ。

公式ホームページにて『ApexLegends』のプロダクトマネジメント・ディレクターを務めるLee Horn氏は本作で今後実施予定のイベント構成について説明している。説明によると、大規模なアップデートとなるシーズンの始動、期間限定モードやアイテムを導入するテーマイベント、装飾アイテムを獲得可能なイベントチャレンジなどが登場するコレクションイベント、以上3種が今後のゲーム内イベントにおける柱となるようだ。なかでもテーマイベントでは、ソロモ―ド実装時におけるオクタンのマップ改変や、レイスに焦点を当てた「Voidwalker」の開催など、マップの改変や『Apex Legends』の世界観を物語る新たなストーリーコンテンツが登場するとのこと。「Voidwalker」でのレイス含め、今後もレジェンドたちの新たな一面が明らかとなっていくことに期待できそうだ。なお、10月にはコレクションイベントが開催されるとも明かされている。今後こちらの情報にも注目していきたい。