Electronic Arts、約350人のレイオフを実施へ。日本およびロシアの体制も縮小

Electronic Arts(EA)が、全従業員の4%にあたる約350人のレイオフを敢行する予定があると海外メディアに報じられている。3月27日にKotakuが、EAの従業員宛てに送られたというレイオフを通知するメールの内容を報じており、その後CEOであるAndrew Wilson氏が公式サイトにそれを認めるような形でメッセージを載せている。

Wilson氏は、目まぐるしく変化する世界の中で、自分たちも変化をしなければいけないとコメント。その上で、プレイヤーのニーズを満たし、組織を洗練させ、コミットメントを高める一環として、マーケティングやパブリッシング部門、そしてオペレーションチームの体制を変更すると発表した。それにあわせ、日本とロシアの体制についても縮小すると告知。異なる手段でこうしたマーケットへアプローチしていくという。この組織変化に加えて、ゲームおよびそのサービスのクオリティを高めていくことに専念すると誓った。良いゲームこそがすべての核であり、これまでと別のやり方でプレイヤーを驚かせ楽しませていくとしている。

この決断によって、9000人の従業員の中の約350人の人々が影響を受けるとのこと。Wilson氏は、EAの人々は友人かつ同僚であり簡単な決断ではなかったと、苦渋の決断であることを強調。影響を受けた人々については、高い優先度で次の機会を探すサポートをしていくと語った。「約350人の人々が影響を受ける」と、はっきりとは言及していないが、その口ぶりからは350人のレイオフをする予定があることを強く示唆している。

Wilson氏は、今年2月5日に発表したEAの2019会計年度第3四半期の決算にて、同四半期は非常に競争の激しい時期でもあったと述べ、EAとしても大きな試練となり、結果的に想定を下回る売り上げにとどまったことを明かしていた。『Battlefield V』の売り上げが想定していた数字に届いていなかったと言及。2017年の『Star Wars バトルフロント II』騒動および、一部主要タイトルにおけるルートボックス からの脱却も、おそらく収益に響いただろう。

いずれにせよ、低調な2019会計年度の業績は今回のレイオフと大きく関連していそうだ。開発部門を残しつつも、マーケティングやサポート部門の人員を削減するというのは、先日大規模なレイオフを実施したActivision Blizzardと似た傾向の動きであるといえる。今回のレイオフは、Wilson氏がCEOになって以来最大規模。EAといえば近年従業員向けのレビューサイトGlassdoor でも職場環境が優れていると評価されてきたが、そうした環境も徐々に変わっていくのかもしれない。

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