物理演算配達アクション『Totally Reliable Delivery Service』発表。最大4人で、暴れながら荷物を配達

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インディーパブリッシャーtinyBuildは1月18日、『Totally Reliable Delivery Service』を発表した。現時点で発表されている対応プラットフォームはSteamで、発売日は現地時間2019年7月16日。公式サイトでは、アルファテスターを募集中だ。

『Totally Reliable Delivery Service』は、サンドボックス型の配達アクションだ。広大なフィールドを舞台に、プレイヤーはさまざまな荷物を指定の場所に届けることを目指す。指定場所は幅広く、ビルの屋上だったり、水上だったり。そして、届ける方法に指定はない。普通のトラックを使ってもいいし、ヘリコプターを使ってもいい。傘を使って飛んでも、“ロケット”を用いてもいい。あらゆる手段を使い、荷物を届けるのだ。なお、配達に関係なく世界を歩き回ることも可能。さまざまなオブジェクトをつかんで振り回し、ギミックを調べるのも楽しそうだ。

本作の最大の特徴は、物理演算が導入されている点だろう。粘土のようなキャラクターの身体はぐにゃぐにゃで、オブジェクトをつかんでもそれに振り回され飛ばされるなど、物理演算による独特の挙動が見られる。予測が難しいキャラクターを操作し、荷物を配達するのだ。本作は最大4人でのオンライン/ローカルマルチプレイに対応しており、協力して荷物配達を目指すことになる。多くの人数で遊べば、事故も笑いも大幅に増加するに違いない。

昨今のマルチプレイゲームにおいては、こうした粘土キャラを採用し物理演算を導入した“事故系”アクションが流行している。対戦型アクション『Gang Beasts』、そして“ふにゃべえ”こと協力アクション『Human: Fall Flat』は全世界で大きくヒットした。『Totally Reliable Delivery Service』が、そうしたトレンドを強く意識していることは、間違いないだろう。両作よりも自由度が高そうだが、その分プレイヤーをどれほどエンゲージさせられるかが問われそうだ。

本作はWe’re Five Gamesより、『Welcome Home Dad』として発表されていた作品だ。tinyBuildとタッグと組んだことにより、『Totally Reliable Delivery Service』という、より内容がはっきりわかるタイトルに改題されたようだ。tinyBuildはコンソール展開も積極的なだけに、PC版がヒットすれば家庭用ゲーム機にリリースされる可能性は十分にあるだろう。

『Totally Reliable Delivery Service』は、7月16日にSteam向けに発売予定だ。

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