テロ事件を調査する一人称視点ADV『The Occupation』3月5日発売へ。限られた時間の中で真実に迫れ

インディースタジオWhite Paper Gamesは1月16日、『The Occupation』を現地時間2019年3月5日に発売すると発表した。同作は2月5日の発売が予定されていたことから、実質的な延期となる。発売間近での延期となるが、White Paper Gamesは誇りをもってリリースできるものにするためには、発売までにいくつかの調整と改善をしなければいけないとしている。4年をかけて『The Occupation』の世界をつくりあげてきたということもあり、プレイヤーの遊ぶ価値があるようなものを作るために、もう少しだけ時間を犠牲にすることを決断したようだ。

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『The Occupation』は、一人称視点のアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、1987年のイギリスの北西部。23人の命を奪った爆破テロ事件をきっかけに、連合法の制定が迫っており、その中身は国民の市民的自由を奪いかねない急進的な内容であるという。プレイヤーはジャーナリストとして、多くの人々の命を奪った“激動の夜”について、聞き込みや現場検証をおこなう。人々の証言を聞き、さらには忍び込みといった“邪”の調査をも進め、限られた時間の中で証拠を集めて真実に迫るのだ。

本作は、リアルタイムでイベントが進行していくという特徴がある。プレイヤーには探索、選択ともに自由が与えられるが、しばしば選択のジレンマに迫られるだろう。慎重で理知的な選択か、直接的で衝動的な選択か。選択によってイベントの結果は変化していき、さまざまなエンディングがもたらされるのだ。いずれにせよ、真実だけでなく嘘や欺瞞にあふれた世界の中で、迅速かつ的確な判断が求められることになる。この「時間」という概念が体力にあたるステータスになっており、たとえばプレイヤーが警備員に捕まった場合は、15分のロスをするという。時間をめぐる緊張感がある一方で、イベントなどを知らせるアラーム付きの時計なども用意されていたり、調査を避けるブリーフケースなどが用意されるなど、プレイヤーをサポートする要素が整っているとのこと。

Unreal Engine 4で描かれる美しい世界も目を引く。実際に人々が暮らしていた、成熟した当時のイギリスの建築や文化が色濃く描かれているからかもしれない。サウンドは、イギリスのポップやクラシックなど、80年代の音楽が3時間にわたり詰め込まれているとのこと。こだわられているのは世界観だけではない。ゲーム内の人々もそれぞれの目的を達成するためのルーチンが設定されており、それに基づいて過ごしている。逆にいえば、予期せぬトラブルがそれぞれのルーチンを崩すこともあるだろう。このように『The Occupation』では、多様なプレイスタイルで真実に迫ることが可能となっている。

イングランドのマンチェスターに住まう8名のスタッフにより、4年以上をかけて作られてきたイギリスを描くアドベンチャー『The Occupation』は、Humble Bundleより3月5日に発売される。対応プラットフォームは、PC(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox Oneだ。

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