耐繊アクションゲーム『キルラキル ザ・ゲーム -異布-』PC/PS4に加え、Nintendo Switch版も発売へ。針目 縫と鬼龍院 羅暁の参戦も決定

 

アークシステムワークスは11月26日、現在開発中の『キルラキル ザ・ゲーム -異布-』について、これまで予定していたPC(Steam)/PlayStation 4版に加え、Nintendo Switch向けにも発売すると発表した。本作は、人気アニメ「キルラキル」初のゲーム化となる“耐繊”アクションゲーム。アニメ版を手がけたTRIGGERの監修のもと、エープラスと協力して制作中で、2019年に発売する。

また先日開催されたイベントARCREVO JAPAN 2018にて、新たなプレイアブルキャラクターとして「針目 縫(はりめ ぬい)」と「鬼龍院 羅暁(きりゅういん らぎょう)」が発表されている。現時点ではスクリーンショットが公開されているのみだが、ほかのキャラクター同様、原作の独特のビジュアルを3Dセルルック技術を使って上手く再現されていることがうかがえる。なお、ほかのプレイアブルキャラクターには、主人公の「纏 流子(まとい りゅうこ)」と、本能字学園生徒会長の「鬼龍院 皐月(きりゅういん さつき)」。そして生徒会四天王である「蟇郡 苛(がまごおり いら)」「猿投山 渦(さなげやま うず)」「犬牟田 宝火(いぬむた ほうか)」「蛇崩 乃音(じゃくずれ ののん)」らの参戦がこれまでに明らかになっている。

本作は、フィールド内で1対1で戦う3D対戦格闘ゲーム。複雑なコマンドを使わないシンプルな操作で、爽快感のあるバトルを楽しめる作品になるという。基本アクションである打撃・ガード・ブレイク攻撃は、それぞれの優劣が決まっている3すくみの関係にあり、さらに打撃は回避行動と回避読み攻撃との間で応用3すくみとなっており、プレイヤー同士の読み合いや駆け引きが求められる。また、同じく3すくみでおこなわれる舌戦「血威表明縁絶」や、原作を彷彿させる各キャラクター固有のダイナミックな演出を伴う超必殺技、そして一撃必殺の「戦維喪失奥義」といった、原作アニメの特徴を捉えたシステムや、名シーンを再現する演出が導入されている。さらにストーリーモードでは、原作アニメの脚本を担当した中島かずき氏が書き下ろした、原作の途中から分岐するIFの物語を楽しめるという。

アークシステムワークスは、Nintendo Switch向けには『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』をリリースしているほか、今後も『BLAZBLUE CENTRALFICTION Special Edition』や初代『GUILTY GEAR』の発売を予定しており、同プラットフォームでの対戦格闘ゲームの展開に積極的な姿勢を見せている。今回『キルラキル ザ・ゲーム -異布-』にNintendo Switch版が追加されたことで、より多くの「キルラキル」ファンに本作を届けることができ、ファンとしても歓迎するところではないだろうか。