『Star Wars バトルフロント II』大型アップデート2.0配信開始。スキルポイント制を導入し、ヒーローユニットは全ユーザーに解放

Electronic Arts/DICEは3月22日、『Star Wars バトルフロント II』向けに「アップデート2.0」を配信開始した。このアップデートにより、キャラクターユニットの強化に使用するスターカードのアンロックやアップグレードは、新たに導入されたスキルポイントを消費しておこなう形に一本化された。

Electronic Arts/DICEは3月22日、『Star Wars バトルフロント II』向けに「アップデート2.0」を配信開始した。このアップデートにより、キャラクターユニットの強化に使用するスターカードのアンロックやアップグレードは、新たに導入されたスキルポイントを消費しておこなう形に一本化された。プレイヤーはマルチプレイ時の戦果をもとにユニットごとに経験値を獲得。そして一定値に達するとユニットはレベルアップし、同時にスキルポイントを1ポイント入手できる。アンロック可能なスターカードも、このユニットレベルに連動している。

これまでスターカードのアップグレードに使用できたクラフトパーツ要素も、スキルポイント制に取って代わる形で終了している。今回のアップデートまでにクラフトパーツを使い切っていなかった場合は、40個につき1スキルポイントに変換される。なお、すでにアンロックしていたスターカードはそのまま保有でき、さらにアップグレードしていた場合は、そのユニットはスターカードのレアリティに応じた初期レベルが割り当てられる。

今回のアップデートでは、全ヒーローユニットの解放も実施された。これまではゲームで使用するには、ゲームプレイを通じて、もしくはクレートを開けて入手できるクレジットを消費してアンロックしておく必要があった。ルーク・スカイウォーカーやダース・ベイダーなどの人気キャラクターがロックされ、すべてのヒーローをアンロックするには約40時間のゲームプレイが必要であるとの試算が出されたことで批判が噴出。EAのコミュニティチームは当時Redditにてファンに釈明したが、火に油を注ぐ発言もありReddit史上最高記録となる不評数を得たという経緯がある(関連記事)。今回の変更についてDICEは、ユニットレベルを導入したことで、プレイヤーによってユニットを成長させる機会に制限がある状態は好ましくないとしてすべて解放することにしたという。なお、個別の試合において、バトルポイントを稼いでユニットをアンロックするシステムは従来どおりである。

またアーケードモードにおいては、各ユニットの成長状況に関わらず、エピックまでアップグレードされたすべてのスターカードを利用できるようになった。DICEは、これによってマルチプレイに興味がない人にも多様なゲームプレイを提供できるとし、さまざまな組み合わせを自由に試してほしいとしている。

さらに、前作『Star Wars バトルフロント』向けに配信されたマップ「Bespin(ベスピン)」のクラウド・シティが復活している。マルチプレイのゲームモード「ブラスト」「ヒーローVS.ヴィラン」および、期間限定で「ジェットパック・カーゴ」にてプレイ可能だ。

*前作『Star Wars バトルフロント』のベスピン紹介映像

DICEは来月にもアップデートを予定しており、そこでは本作の発売日以来停止されていたゲーム内課金要素が再開される。ゲーム内課金ではふたたびクリスタルが販売され、キャラクターの見た目を変更するビジュアルセット(スキン)と引き換えるためだけに使用でき、ランダム性も排除されるとされている(関連記事)。詳細は後日発表されるだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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