ニンテンドースイッチにて新たなインディー成功報告。『Super Meat Boy』の発売初日売り上げは、7年前のXbox 360版と同等だった

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Team Meatは1月13日、ニンテンドースイッチ版『Super Meat Boy』の発売初日の売り上げが、2010年に発売したXbox 360版とほぼ同じであったと、公式Twitterにて明らかにした。本作は即死トラップ満載のステージを走破する2Dアクションゲームで、ニンテンドースイッチ版は今月11日に海外で発売された。

Team Meatは具体的な売り上げ本数を明らかにしていないものの、予想以上に好調だったのか、現在開発中の続編『Super Meat Boy Forever』がニンテンドースイッチで発売されたら、『マインクラフト』の生みの親として知られるNotchことMarkus Persson氏が所有する豪邸を買収しようと冗談めかして述べている

『Super Meat Boy』の売り上げ本数について、Team Meatはこれまで折にふれて言及しており、最初のリリースとなった2010年10月発売のXbox 360版は同年末時点で約14万本を売り上げ、1か月遅れで発売されたSteam版と合わせて、2011年4月までに60万本を超える大ヒットとなった。SteamSpyによる非公式な数字ではあるが、Steam版の現在の所有者数は280万人ほど。その後PS4/Vita/Wii Uでも発売されているため、全機種合わせて300万本はゆうに超えていると思われる。

肝心のXbox 360版の発売初日の売り上げについては、残念ながら正確なデータは共有されていない。ただ、当時Gamasutra/GamerBytesに寄稿していたゲーム開発者Ryan Langley氏が、各タイトルの売り上げを1週間ごとにカウントしていた。『Super Meat Boy』を含むXbox Liveアーケードタイトルにはオンラインランキング機能が標準で実装されており、フィルターによってユーザー数のカウントが可能なタイトルが多かったのだ。

そのデータによると、Xbox 360版『Super Meat Boy』の初週の売り上げは4万1415本。実質5日間の集計で、発売日から売り上げが下降していくことを考えると、初日の売り上げは2万本から3万本程度と推測できる。当時のコンソールにおけるダウンロード専用ゲームとしては大きな成功だが、現在のニンテンドースイッチにおいてもこれを多いと見るか、それほどでもないと見るかは意見の分かれるところかもしれない。ただ、7年以上前のゲームの移植で、すでに数多くのプラットフォームで展開しており、そして価格を14.99ドルに据え置いていることを考えると、Team Meatが驚きを持って受け止めたことも理解できる数字ではある。

弊誌がこれまでに取り上げてきたように、ニンテンドースイッチではインディーゲームの成功が数多く報告されている。その中では移植タイトルが多いことにも触れているが、成功例の一つには『ショベルナイト』もある。同作も多くのプラットフォームでリリース済みで、最初のバージョンの発売は3年前だったが、ニンテンドースイッチ版はもっとも売れ行きが良いという(GamesIndustry.biz)。今回の『Super Meat Boy』の件と合わせると、ニンテンドースイッチには古いゲームであってもチャンスがあることを示している。

ただTeam Meatは、ニンテンドースイッチは現時点ではインディーゲームに適したエコシステムを有しているものの、カタログが拡大し続けるマーケットでは、いずれキュレーションが行き届かなくなることは避けられないとして、いつまでもこうした成功を享受できるかどうかについては楽観視しない意見を述べている。ニンテンドースイッチ自体が大きな成功を収めており、これからも多くのタイトルが参入してくることが予想されるため、こうした部分には注目していく必要があるだろう。

なお、ニンテンドースイッチ版『Super Meat Boy』には「レースモード」という画面分割でのマルチプレイモードが新たに追加されている。2人が同時にプレイし、規定数のステージをどちらが早く全クリアできるかを競うモードだ。時期は未定だが、PC版にも近く配信される予定だという。ちなみに、ニンテンドースイッチ版は現時点では日本では販売されていないが、ゲーム自体は「レースモード」を含め日本語表示に対応している。

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