『Friday the 13th: The Game』海外ディスク版が10月13日の金曜日に発売決定。デジタル版は180万セールスと好調

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Gun MediaとIllFonicは8月2日、映画「13日の金曜日」をもとにしたマルチプレイ・ホラー『Friday the 13th: The Game』の海外ディスク版を、PlayStation 4/Xbox One向けにリリースすることを発表した。発売日は10月13日の金曜日。販売価格は39.99ドルとなり、北米Amazonでは事前予約受付を開始している。ディスク版には、殺人鬼ジェイソン用の限定スキン「Bloody Jason」(全ジェイソンにて使用可能)と、キャンプ指導員用の無料スキンパックが特典としてついてくる。

本作は5月26日にデジタル版(PCおよび海外PlayStation 4/Xbox One)がリリースされた1対7の非対称マルチプレイ・ホラーゲーム。プレイヤーは殺人鬼ジェイソンと、キャンプ場を訪れた7人のキャンプ指導員たちに分かれてプレイする。映画原作を再現したロケーションや処刑技、BGMなど、映画ファンに向けたラブレターのような作品となっている。

明るい話題はディスク版の発表だけではない。Gun Mediaの創設者Wesley Keltner氏はgamesindustryのインタビューにて、デジタル版の累計売上が180万部を突破した旨を伝えている。Keltner氏によると、先日コミュニティ内で話題となったサポート打ち切りの噂(関連記事)とは裏腹に、開発チームメンバーを増員しており、最重要課題である安定性とバグの修正はもちろんのこと、新マップやキャラクターといったコンテンツ追加に取り組んでいるとのことだ。新コンテンツのいくつかはコミュニティからのフィードバック/リクエストに基づくものだという。

また同じく8月2日には、Gun MediaのRandy Greenback氏がツイッターにて、以下の動画を投稿している。ジェイソンの新処刑技用と思わしき、モーションキャプチャー現場の様子である。ジェイソン役を演じているのは、これまで通りKane Hodder氏だ(映画7作目から10作目までジェイソン役を演じた俳優/スタントマン)。

上記インタビューによると、プロジェクトの予算はAAA級タイトルのアニメーション費用を半分カバーできるほどしかなく、制約のある状態で開発されてきた『Friday the 13th: The Game』だが、発売から2か月で180万セールスと売上は好調。そのリソースはゲーム開発に還元されていくとのことで、ファンを喜ばせてくれるような新規コンテンツが期待できそうだ。

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