『GTAV』などのModツール「OpenIV」が開発・公開再開へ。「Liberty City in Grand Theft Auto V」は開発中止に


『Grand Theft Auto V』などのModツールとして知られる「OpenIV」の開発チームは、同ツールの開発と公開を今後も継続することを公式サイトにて発表した。「OpenIV」に関しては、Take-Two Interactiveから『GTA Online』へ悪影響を与える可能性があるとして公開停止が要請され、Modコミュニティが大きな批判を浴びせる状況が続いていた。

開発チームは、コミュニティの支援により「OpenIV」の開発・公開再開が実現したとコメント。今後も「OpenIV」の開発は継続して続けられ、『GTA Online』向けのMod開発は一切サポートせず、またRockstar Gamesが先日公開したModポリシー内で開発が続けられることが明らかにされている。当初からRockstar Gamesは『GTAV』においてシングルプレイヤーModであれば問題がないとの見解を示しており、今回の一連の流れでは「OpenIV」がどのように『GTA Online』に悪影響を与えていたのかは不鮮明だったが、その点に関しては今回の発表では詳細は伝えられていない。

なお先日のModポリシーでは、新たにRockstar作品も含む他作品のIPを尊重するようにしなければならないとの新たなガイドラインが追加されていた。「OpenIV」の開発チームはそれに従い、『GTAIV』のマップを移植するMod「Liberty City in Grand Theft Auto V」を今後リリースしないと決断したことも明らかにしている。