Xbox 360版『電脳戦機バーチャロンOT』『レイディアントシルバーガン』などが後方互換に対応、Xbox Oneでプレイ可能に


マイクロソフトは6月28日、Xbox 360版『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム』『レイディアントシルバーガン』など5タイトルが新たに後方互換に対応し、Xbox One上でプレイ可能になったとTwitter上で発表した。

電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム』は2009年にセガから発売された3Dロボットアクション・シューティングゲームだ。『電脳戦機バーチャロン』シリーズの2作目で、アーケード版のVer.5.66をベースに移植されている(“暴走プログラマー”の異名を持つセガAM2研の飯澤氏が、業務とは関係なく移植してしまったことから製品化に向けて動き出したというエピソードがある)。バーチャロイドと呼ばれるロボットを操作して戦う1対1の対戦ゲームで、全15体のバーチャロイドが登場する。ゲームモードにはアーケードモードやスコアアタックモード、オンライン対戦モードなどが収録。バーチャロイドの機体カラーをカスタマイズするモードも用意されている。

アーケードでは2本のスティックで操作するスタイルだったため、本作ではコントローラーのアナログスティックをアーケードのスティックに見立てた「ツインスティックタイプ」と、通常の「スタンダードタイプ」の2種類の操作タイプが用意されている。なお、本作向けにはホリから専用コントローラー「ツインスティックEX」が発売されたが、残念ながらXbox 360用周辺機器はXbox Oneでは使用できない。

Radiant Silvergun(レイディアントシルバーガン)』は、トレジャーが開発し2011年に発売された縦スクロール・シューティングゲーム。1998年にアーケードで稼働し、同年にセガサターンで発売されたオリジナル版をもとに、グラフィックのHD化やリプレイ機能の追加などがおこなわれた。バルカンレーザー・ホーミング弾・スプレッド弾という性能の異なる3つのショットを使い分けるゲームプレイが特徴で、それぞれのショットボタンを組み合わせて押すことで、さらに多彩なショットを放つことができる。

敵機には赤・青・黄の色がついたものがおり、同じ色を連続して倒し続けることでボーナスを獲得することができる。また、同社のXbox 360版『斑鳩』をプレイしたアカウントで本作をプレイすると、『斑鳩』と同じく3機単位で連続して倒せばボーナスを獲得できるXbox 360版独自のチェインコンボシステムが選択可能になる。

2010年に発売された、Ubisoftの『Assassin’s Creed: Brotherhood』も後方互換に対応した。前作『Assassin’s Creed II(後方互換対応済み)』に引き続きエツィオ・アウディトーレが主人公で、ボルジア家に支配されたローマを舞台とする。マスターアサシンとして弟子をリクルートして教団を運営する要素や、シリーズで初となる最大8人でのオンラインマルチプレイが実装された。

今回このほかに、Ubisoftの『Blazing Angels: Squadrons of WWII』と、カプコンの『Wolf of the Battlefield: Commando 3』も後方互換に対応したが、これらは国内発売されていない。