『モンスターハンター:ワールド』オンラインは途中参加可能で最大4人に対応。マップはオープンワールドを採用か

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カプコンは6月13日、『MONSTER HUNTER: WORLD(モンスターハンター:ワールド)』をPlayStation 4向けに発表した(欧米ではXbox OneおよびPC向けにも発表した)。PS4版は2018年初頭に発売予定。またシリーズとしては初めて、全世界で同時期に発売する予定となっている。弊誌では初報で概要をお伝えしたが、海外向けのプレスリリースの情報もふまえてあらためて取り上げたい。

本作ではプレイヤーは、調査団の一員として未知の大陸に足を踏み入れ、ハンターとしてクエストをこなしながら、謎に満ちた新大陸を探索していく。舞台となる世界は雄大な自然にあふれ、さまざまなモンスターが生息しているのは『モンスターハンター』シリーズならではだ。登場するモンスターは、シリーズでおなじみのリオレウス(Rathalos)から、新たに登場するアンジャナフ(Anjanath)まで多種多様。本作では、そういった生態系が本当に生きて存在しているように表現することを目指しており、プレイヤーは環境を利用したプレイが可能になる。

トレイラーでは倒した樹木のツタを絡ませてモンスターの動きを封じたり、モンスター同士が戦う描写が見られるが、こういった場面はプレイヤーの戦略的なプレイによって意図的に生み出すことができる。もちろん、思いどおりに事が運ばなければ逆に危機に陥ることもあるだろうが。ちなみに、モンスターの上に乗ることができるシステムは本作にも搭載されている。そうやって狩ったモンスターから素材を手に入れ、武器や防具を作りキャラクターを強化していくのだ。クエストによってはモンスターの弱点を見極めて装備を選びたい。また、本作には新たな装備としてサバイバルツールが用意されている。どのようなものなのかはまだ明かされていないが、これを使うことでより自由度の高い狩りが可能になるという。

舞台となる新大陸はいくつかのエリアが組み合わさって構成されているが、それぞれはシームレスに繋がっている。プレイヤーは(またモンスターも)ロードを挟むことなく、それぞれのエリア間を自由に移動することができる。この点についてカプコンは明確に「オープンワールド」であるとは言及していないが、話を聞く限りはオープンワールドそのもの、あるいはそれに限りなく近いという印象を受ける。また昼夜の変化も存在し、それぞれの時間帯によってゲームプレイは劇的に変化していく。

オンラインマルチプレイは最大4人でのプレイに対応する。本作はもちろん一人でもプレイ可能だが、時には請け負ったクエストの中で、モンスターとの戦いに苦しめられることもある。そういった時はほかのプレイヤーに助けを求め、進行中のクエストにドロップイン方式で途中参加してもらうことができる。オンラインサーバーに地域ごとの垣根は無いため、SOSの信号を送れば世界中から助っ人がやって来ることだろう。

本作のさらなる詳しい内容は、6月20日に実施されるイベント内で、開発者による実機プレイを交えて紹介される予定だ。

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