『Battlefield 1』拡張パック第2弾「In the Name of the Tsar」が9月に配信決定。ロシア軍が参戦し、 婦人決死隊も登場


Electronic Artsは6月11日、アメリカで開催中のイベントEA Playにて、『Battlefield 1』の拡張パック第2弾「In the Name of the Tsar」を9月に配信すると発表した。この拡張パックでは、ロシア軍が参戦し、偵察兵(スカウト)に「Women’s Battalion of Death(婦人決死隊)」の女性兵士が登場する。

この拡張パックで追加されるマップは6種類。雪が降り積もる山岳地帯の「Lupkow Pass(ウプクフ峠)」。バルト海に浮かぶ群島でのアルビオン作戦を描く「Albion(アルビオン)」。そしてオーストリア=ハンガリー帝国軍と相まみえる田舎町の「Galicia(ガリツィア)」や、山岳地帯の町「Brusilov Keep(ブルシーロフキープ)」。残る2つのマップの情報は追って公開される予定だ。

そしてロシア軍が使用した、Mosin-Nagant M91やM1912グレネード、近接打撃武器など11種類の武器が新たに追加されるほか、Ilya-Muromets Heavy Bomber(重爆撃機)やPutilov-Garford Heavy Armored Car、Y-Lighter Landing Craft(上陸用舟艇)といった乗り物も登場する。また、新たな騎兵としてユサール騎兵が登場することも今回明らかになった。

さらに、新たなゲームモードとして「Supply Drop」が追加される。東部戦線を舞台に、相手チームよりも戦況を有利に運ぶため、航空機から投下される補給物資をめぐって戦う、ペースの早いバトルになるという。またゲームモード「オペレーション」にも、この拡張パックで追加されるマップを使用し、「Brusilov Offensive(ブルシーロフ攻勢)」などが描かれる予定だ。

本作では、1917年のシュマン・デ・ダーム沿いの「Nivelle Nights」が今月中に、シャンパーニュ=アルデンヌ地方の市街地「Prise de Tahure 」が7月に配信される。ともに夜間戦闘をテーマにした塹壕戦がプレイできる。そして「In the Name of the Tsar」が9月に配信されたあとは、拡張パック第3弾「Turning Tides」が12月に、拡張パック第4弾「Apocalypse」が2018年前半に配信される予定だ。