『Life Is Strange』のDONTNODが手がける吸血鬼RPG『Vampyr』2017年11月に発売へ、新トレイラーも公開

 

Focus Home Interactiveは6月8日、E3の開幕に先駆けて『Vampyr』の新トレイラーを公開した。今回のトレイラーでは、物語の舞台となる1918年の退廃したロンドンがシネマチックに描かれている。主人公である医師Jonathan Reidが、敵と戦いながらも血に飢えに悩まされるシーンが映し出されるなど、さまざまな示唆を含んだ3分半の映像となっている。またあわせて発売時期が2017年11月になることも明かされている。

『Vampyr』は、『Life Is Strange』や『Remember Me』を手がけたことで知られるDONTNOD Entertainmentが手がけるアクションRPGだ。主人公となるのは、吸血鬼の身体となってしまったロンドン在住の医師Jonathan Reid。スペイン風邪が流行し荒廃するロンドンを舞台に、人の生命を救ってきた医師の理性と吸血鬼としての本能のジレンマに苦しむReidの物語が描かれる。

『Vampyr』はアクションRPGと位置付けられており、戦闘や成長要素が存在する。一方で『Life Is Strange』で見られたようなアドベンチャーゲームとしての要素も存在しているようだ。たとえばNPCとのコミュニケーションを通じて良好な人間関係を形成することで、さまざまな情報を入手するといったプレイや、容赦なくNPCの血を吸っていくといった生き方を選べる。NPCはそれぞれパーソナリティが設定されており、会話の選択肢や接し方なども重要になるという。こうしたナラティブな演出などを介して優れた医師の生死への「葛藤」が色濃く描かれる、DONTNOD Entertainmentらしい作品になりそうだ。

Unreal Engine 4で開発されている『Vampyr』はPC/PlayStation 4/Xbox One向けに、2017年の11月に発売予定。Steam版の価格は6280円となっている。