『Fallout 4』をホラー映画調にするMod「Pilgrim Dread the Commonwealth」配信中


100ping氏とTreyM氏による『Fallout 4』のMod「Pilgrim Dread the Commonwealth」がNexus Modsにて配信されている。「Pilgrim」は2015年に公開されたホラー映画「The Witch」にインスパイアされたModで、狂気的に明るい『Fallout 4』の世紀末世界をダークで陰鬱な雰囲気へと変更する。

「Piligram」はグラフィックを総合的に変更するENBと新たな天候変化システム、独自のサウンドトラックを盛り込んだ内容となっており、イベントやシナリオなどのゲーム内容には改変を加えていない。TypeM氏が開発したカメラのエミュレーションシステムにより、デジタル映画カメラで撮影したようなビジュアルを実現することに成功しているほか、天候や戦闘などによってBGMがダイナミックに変化していく。

また将来的には相棒犬である「ドッグミート」を「ブラックフィリップ(映画The Witchに登場するひつじ)」へと置き換えることも予定しているという。現段階では「ドッグミート」のテクスチャを置き換えるオプションが搭載されており、オンにすると真っ黒な外見へと変化し目が光るようになる。

まるで『S.T.A.L.K.E.R.』のような薄暗く寂しい世界観を強調する「Pilgrim」。導入にはENBのdll/exeファイルが必要なほか、天気や闇夜の調整Modはすべてアンインストールしなければならないため、注意しておこう。同時にインストールするオススメModとしては、葉をリアルにする「True Grass」やフラッシュライト系の作品などが推奨されている。