『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』月次アップデート第2弾。新スナイパーライフルと新型バイク実装へ


【UPDATE 2017/05/25 21:00】
次週延期と報告されていた5月度月次アップデートについて、無事日本時間5月25日22:00にて本番サーバ上に反映される旨が、公式ツイッターアカウントにて告知されている。

【UPDATE 2017/05/25 20:30】
テストサーバへの反映後、いくつかの問題が検知されたため本番サーバへの反映は次週まで延期となった。

本文 2017/05/24 10:21

Blueholeは5月23日、『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』(以下、PUBG)の5月度マンスリーアップデートのパッチノートを公開した。アップデートは5月24日にテストサーバ上でロールアウトされたのち、日本時間5月25日午後5時 – 午後6時にかけて本番サーバ上に反映される予定である。

今回のアップデートも先月に引き続き、サーバ/クライアントサイドのパフォーマンス改善が中心となる。新規コンテンツとしては、4倍スコープとサプレッサー付きのスナイパーライフル「.VSS」(9mm使用)がエアドロップ限定のレアウェポンとして登場する。またサイドカー無しのバイクも実装され、こちらは空中操作によるアクロバティックなスタントアクションが可能となっている。

https://twitter.com/BattleRoyaleMod/status/866950705818423297

ゲームプレイに影響する主な変更点としては、まず競技エリア縮小の最後の2回分については縮小速度が低下する。続いて一部のガレージに必ず車両がスポーンする現象はバグであったため、今後は100%ではなく「高確率でスポーン」に変更される。またインベントリー画面からドラッグ操作でアイテムを移動させる際、拾いモーションが発動するようになる。

武器関連の変更点としては、「Vector」および各種ショットガンのダメージ量をわずかに下方修正、「AKM」はわずかにダメージ増。「AKM」「SCAR」「M16」「M416」のリコイルには変更が加えられる。アタッチメントに関しては、「SKS」にスナイパーライフル用チークパッドを、「Vector」にM416用タクティカルストックを装着できるようになる。またスコープ覗き込み時に生じる画面上のエイム先と実際の発射点とのズレが解消される。

なお今回のパッチノートでは、先日開催されたチャリティーイベント「Charity Invitational」にて、計22万3357ドル(約2498万円相当)の寄付金を募ることに成功した旨が報告されている。「Charity Invitational」は欧米国の『PUBG』ストリーマー128人が参加したライブ配信イベントであり、集まった寄付金は慈善団体Gamers Outreachに送られる。Gamers Outreachは、入院中の子供たちにゲーム機器とソフトウェアを届けることで、入院生活から生じる精神的負担を少しでも和らげようと試みる団体である。

本作のクリエイターであるPlayerUnknownことBrendan Greene氏は、自身が手がけた『ARMA 3』の「Battle Royale」Modでもチャリティーイベントを企画している。「Battle Royale」ジャンルへのこだわりだけでなく、ゲームを通じて助けを必要としている人々に手を差し伸べようとする精神も、Greene氏の原点となる「Battle Royale」Mod時代から変わっていない。