『ストV』の新キャラクター「エド」が正式発表。ベガの遺伝子とバイソンのボクシングを継いだサイコパワー・ボクサー


カプコンは英語圏向けの公式ブログCapcom-Unityにて、『ストリートファイターV』の新規キャラクター「エド(Ed)」を正式発表した。同作の第2弾キャラクターシーズンパスの3体目のキャラクターとなっており、また次回のCFNのベータテスト期間中は、ほかのキャラクターと同様にすべてのプレイヤー向けに解放される。

エドは幼い頃にシャドルーの傘下であるS.I.N.社によって誘拐され、ベガの“代用のボディ”となるために実験体にされてしまった人物だ。バイソンの教えを受けた彼はボクシングの戦闘スタイルを取り入れているが、実験によって身体が早く成長した上にベガの遺伝子を持っているため、サイコパワーも使いこなすことが可能となっている。なおエドは『ストリートファイターIV』では子供の姿で出演しており、『ストV』でも一部のストーリーに登場していた。

※なおエドはスペアのボディとされたベガの亡霊に夜な夜な苦しんでいるとのことで、『ストV』における彼の精神状態とシャドルーとの関係性も気になるところ。

エドのVスキル「サイコスナッチャー」は、手の平から紐のようなサイコパワーを解放し敵を引き寄せる(あるいは自分が近づく)というもので、有用な接近手段の1つとなりそうだ。Vメーターをすべて消費して放つVトリガー「サイコキャノン」は巨大なサイコパワー弾を放つ技で、弾の進行と平行して追撃を加えることも可能。クリティカルアーツの「サイコバラージ」は、その名の通りサイコパワーを乗せた拳による連撃技となっている。動画ではバイソンのダッシュストレートに近い突進技に加え、小型のサイコパワー弾らしき飛び道具も確認でき、いったいどのような性能になっているのか気になるところだ。

なおエドの必殺技の入力は特殊な構成が用意されており、クリティカルアーツ以外は「同時にボタンを押す」「ボタンを連打する」「ボタンを押し続ける」の3種類で放つことができるという。

シーズン2のキャラクターパスは29.99ドルにて販売中。豪鬼、コーリン、そして今回のエドのほか、さらに3人のキャラクターが登場する予定となっている。


初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。