怪しげなお隣さんが気になる『Hello Neighbor』最新ビルド「アルファ3」が配信開始、「アルファ1」は無料ダウンロード可能に

 

tinyBuild Gamesは12月23日、Dynamic Pixelsが開発中のステルスホラーゲーム『Hello Neighbor』について、早期アルファアクセス版の最新ビルド「アルファ3」の配信を開始した。

とある町に引っ越してきた主人公であるプレイヤーは、隣家のおじさんが家の地下室への扉に板を打ち付けて固く封鎖しているところを目撃する。この怪しげな隣人は一体何者なのか、そしてどんな秘密がその地下室に隠されているのか。気になった主人公はその隣家に忍び込み、おじさんの目を盗んで家の中を探索する(関連記事)。

本作は、これまで基本的なゲームプレイを紹介するコンセプトデモである「プレアルファ版」の無料配信から始まり、有料の早期アルファアクセス版の「アルファ1」「アルファ2」へとビルドを重ねるにしたがって各アセットの作り込みや、マップである隣家や隣人のAIの調整などがおこなわれてきた。本作のAIはプレイヤーの行動を学習し、プレイヤーの裏をかいたり罠を仕掛けたりして対抗してくるようになっている。

そして今回の「アルファ3」では、これまででもっとも広い家が用意され、これが製品版のゲームに収録される家の原型になるという。「アルファ2」で使用された家はチュートリアル用として活用される。AIについてもさらに改善が施され、たとえば家具などの位置が以前と変わっていればそれに反応して罠を仕掛けてくるなど、周囲の環境により注意を払って行動するようになる。そのほか、攻撃が失敗した場合はその原因を突き詰めて次に活かしたり、プレイヤーの足元に接着剤を投げてスローダウンさせようとしてくる。また、AIの歩行速度はプレイヤーよりも若干遅い程度に調整されている。

今回配信開始された「アルファ3」は、本作の公式サイトで早期アルファアクセス版を26.99ドルで購入すると入手できる。また今回の配信開始に合わせて、「プレアルファ版」に加えて「アルファ1」についても無料化されている。公式サイトの「DOWNLOAD THE FREE PRE-ALPHA DEMO NOW」と書かれたボタンからメールアドレスと名前を登録し、メールアドレスの確認を済ませれば、ダウンロードリンクが記されたメールが送られてくる。

『Hello Neighbor』は、これらの早期アルファアクセス版を通じて得たプレイヤーからのフィードバックを参考にしながら開発が進められており、2017年夏に製品版としてSteamで発売される予定だ。