新作2DアクションRPG『Indivisible』のIndiegogoキャンペーンが延長のすえに無事達成、数々のインディーゲームからキャラが参戦するオールスタータイトルに

 

2D格闘ゲーム『Skullgirls』の開発として知られるLab Zero Gamesは、新作タイトル『Indivisible』のIndiegogoキャンペーンの初期目標である150万ドルを達成した。

『Indivisible』のクラウドファンディングは10月6日から本格始動しており、当初は40日で150万ドルの資金を集める予定だったが、すでに背景にパブリッシャーが存在しており、ユーザーが投資をする必要性を感じにくいこともあってか支援者より集まる資金は伸び悩んでいた。Lab Zero Gamesは金額に対する用途を明確に説明し、さらに20日クラウドファンディングの期間を延長することでゴール達成を目指している状況だった。Lab Zero Gamesにとっては、ようやく『Indibisible』開発スタートの目処がついたことになる。

インディーゲームのオールスター

『Indivisible』は『スーパーメトロイド』と『ヴァルキリープロファイル』を組み合わせたような、横スクロールアクションとRPGの要素を色濃く持つオリジナルタイトルだ。詳細は弊誌が以前紹介した記事を見て欲しい。同作はIndiegogoキャンペーン始動後も精力的に動いており、PCだけでなくPlayStation 4向けにもプロトタイプのデモが配信され、Kotakuに絶賛されるなどメディアからも好評を博している。

The movie by TheDSMan1

Lab Zero Gamesの得意とする格闘アクションと戦闘が融合し、懐かしくもテンポの良いRPGに仕上がっているように見える。菊田裕樹氏が奏でるBGMも相まって、雰囲気もかなり良い。『Indivisible』の魅力はこれだけではなく、多数のインディーゲームとコラボレーションをしており、数々の人気キャラが登場するのもアピールポイントのひとつだ。『Shovel Knight』のShovel Knightや『Skullgirls』のアニー、『Transistor』のRed。また『Guacamelee!(覆面闘士)』のファン・アグアカテ、『Shantae』シリーズのシャンティー。ほかにも『Super Time Force Ultra』や『Battle Chasers』、『Curses ‘N Chaos』のゲストキャラクターの参戦が決定している。これらのキャラクターがゲーム中にどのような活躍をするかはまだ明かされていないが、インディーゲームファンにとっては心躍るコラボレーションとなるのは間違いないだろう。

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インディーゲームからそうそうたるメンバーが終結している。ここにシャンティーやRedも加わるようだ。

目標を達成したLab Zero Gamesは、Twitter上でも「へとへとの57日を経て、やっと『Indivisible』はファンディングを達成しました!Lab Zero Gamesから心をこめて感謝をおくります!」と喜びの声をあげている。

150万ドルを達成したLab Zero Gamesだが、165万ドル達成で菊田氏からのさらなる楽曲提供、190万ドル達成でアニメーションオープニング映像の製作など、さらなるストレッチゴールを用意している。Indiegogoキャンペーンの期日である12月5日まで、どこまで支援が寄せられるのか気になるところだ。