『ブレイブルー』のローグライトアクション『BlazBlue Entropy Effect』人気爆発、同接は「約1万2000人」に。無料大型アプデなど施策いろいろで飛躍、過去最高の賑わい
デベロッパーの91Actは1月21日、ローグライトアクションゲーム『BlazBlue Entropy Effect(ブレイブルーエントロピーエフェクト)』向けに大型アップデートを配信。これを受けてプレイヤー数が急増し、同時接続プレイヤー数が過去最高を記録した。本作はPC(Steam)向けに配信中。
本作は、アークシステムワークスの対戦格闘ゲーム『BLAZBLUE(ブレイブルー)』シリーズのスピンオフとなるローグライトアクションゲームだ。同シリーズのキャラクターが登場し、オリジナルの物語が描かれる。
『BlazBlue Entropy Effect(ブレイブルーエントロピーエフェクト)』には、『BLAZBLUE』シリーズのキャラクターがプレイアブルで登場。未曽有の危機が訪れた世界を救うため、そうしたキャラクターとなって現実と仮想が融合したACEと呼ばれる領域へと入り、戦いの試練を重ねる。各キャラクターは原作をモチーフにした独自の戦闘スタイルを持ち、攻撃やスキルに特定の効果を付加するなどの強化を重ねながら、最後に待ち受けるボスを目指す。
今回配信された大型アップデートでは、まずFantaBlade Networkが手がけた人気メタアクションゲーム『ICEY』とのコラボが実施。同作の主人公ICEYとしてプレイする専用ミッションが追加され、クリアするとICEYがアンロックされ通常使用可能となる。『ICEY』は、メタ要素のあるナレーションシステムが特徴で、本作でもICEYには専用のナレーションが導入されている。
新ボス「Reki(レキ)」の追加もおこなわれた。Rekiは、ACEシステムの異常召喚によって異世界から出現した生物であり、特別な空間内で遭遇する最初のボスである。アップデートではこのほか、既存キャラクターへの新しい継承技セットの追加や極限難易度の実装なども実施。詳細はパッチノートを確認してほしい。
また、今回の大型アップデートにあわせて、DLCキャラクターとして「ハザマ」が配信開始された。ハザマも、原作の『BLAZBLUE』シリーズに登場するキャラクターである。彼はナイフを使った接近戦を得意とするほか、鎖を使って敵との間合いを詰めたり、高速移動したりといったアクションも持つ。なお同DLCには、ハザマ・ハクメン・ラグナ・Λ-No.11-用の新色替えスキン1セットや、限定アバターも同梱されている。
本作は、2023年8月にPC(Steam)にて早期アクセス配信が開始され、2024年2月に正式リリース。今回の大型アップデートおよびDLCは、正式リリースから1周年を記念して配信された。そして1月21日の配信後、本作の同時接続プレイヤー数が急増。ここしばらく1000人台で推移していたところ、これまでのピーク時には約1万2000人にまで達した(SteamDB)。これは本作における過去最高記録であり、初めて1万人を突破した。
一般的に、大型アップデートが配信されるとプレイヤーが増えることはよく見られる現象。本作では、既存プレイヤーの回帰に加え、過去最安値となるセールも実施されたことで新規プレイヤーも多く獲得し、上述した記録達成につながったものと考えられる。またユーザーレビューでの評判も良く、本作は全体では約2万3000件のうち94%が好評とする「非常に好評」ステータスとなっているところ、直近30日間に絞ったステータスは「圧倒的に好評」となった。レビューでは『ICEY』とのコラボへの言及も見られ、そうした施策も奏功した模様である。
『BlazBlue Entropy Effect(ブレイブルーエントロピーエフェクト)』は、PC(Steam)向けに配信中だ。2月4日までは30%オフの1610円(税込)で購入可能。「ハザマ」を含む各種DLCでも25%オフセールが実施されている。