クトゥルフ風集落作りサバイバル『The Tribe Must Survive』正式リリース。大型アプデで「内部対立」や村人レベルアップ追加などいろいろパワーアップ

 

ゲームパブリッシャーのStarbreeze StudiosとデベロッパーのWalking Tree Gamesは5月23日、集落作りサバイバルゲーム『The Tribe Must Survive』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内インターフェイスは日本語表示に対応している。

『The Tribe Must Survive』は、宇宙恐怖を描くH.P.ラヴクラフト諸作に端を発する「クトゥルフ神話」にも影響を受けた、集落作りサバイバルゲームだ。本作の舞台となるのは陰鬱な雰囲気が漂う石器時代の集落だ。集落を取り巻く暗闇には常に“何者か”が潜んでおり、プレイヤーは人々を暗闇に潜む外的から守るために集落の拡大や繁栄を目指していくこととなる。

『The Tribe Must Survive』は2023年9月15日のクローズドアルファをはじめとし、度重なるアップデートを実施。このたび正式版としてリリースされた。正式版においては「プログレッションシステム」、「内部対立」や「母親への依存度」などの新要素が追加されている。

本作では集落を築きながら、民ひとりひとりの個性やニーズに気を配りながら、集落の繁栄を目指すこととなる。バージョン1.0では集落に住まう民たちのレベルアップによるプログレッションシステムが追加され、ゲームの進捗に合わせて個性的なパークや能力をアンロックしていくことが可能となる。また本作では集落が崩壊しても、次の周回で役立つ追加パークを獲得することも可能。プロシージャル生成されるマップとランダムに発生するイベントの数々により、周回プレイを楽しむことができる。


またバージョン1.0では新たに「内部対立」の概念が追加されている。内部対立は集落内の部族たちが意見の相違から対立しあうことによって発生する。プレイヤーは内部対立が起きないように、人々の精神的・信条的な欲求に気を配りながら、外敵からの襲撃にも備える必要がある。集落の部族たちは拡大とともに統率を取っていくのが困難となるため、集落の拡大と拡充のバランスを取っていく楽しみが生まれそうだ。

また本作に追加された新たな要素である「The Children of the Mother」は母親への依存度を追加する内容となっている。母親の抱擁は傷を癒すことができるかわりに、依存性がある両刃の剣となっている。また新たにポピーが新資源としてマップに生成されるようになり、新規イベント、新たな個性パークなども追加されている。

ほかにも複数のバグ修正などが発表されているため、気になるひとは公式パッチノート(英語)を確認されたい。


『The Tribe Must Survive』はPC(Steam)向けに配信中。通常価格は3449円のところ、リリース記念セールとして日本時間の6月7日まで20%オフの2759円で購入可能となっている(いずれも税込)。正式リリースを迎えた過酷なラヴクラフト風集落を築き上げたいひとは、ぜひ本作を手に取ってみてはいかがだろうか。