『英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-』PS5/PS4向けに9月26日発売へ。大陸終焉の危機を描く、「軌跡」シリーズ20周年記念作品


日本ファルコムは5月23日、『英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-』を9月26日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5で、通常版の価格は税込8800円。発表にあわせて、公式サイトが更新されている。

『英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-』は、「軌跡」シリーズの最新作となるストーリーRPGであり、シリーズ生誕20周年記念作品である。本作の世界では、ゼムリア大陸終焉の予言の日が迫る中、崑崙の地に築かれた巨大基地から導力ロケットが打ち上げられようとしていた。果たして人類は大気圏外へたどり着けるのか、ロケットの打ち上げには全世界が注目している。一方、技術的特異点とも言うべきオレド自治州のある場所には、裏解決屋の青年を含めた各地の勢力が集まろうとしていた。


メインキャラクターとしては、裏解決屋の青年であるヴァン・アークライド、名門校アラミス高等学校の2年生アニエス・クローデル、東方三大拳法崑崙流の達人として多数の弟子をもつベルガルド・ゼーマンなどが登場。終焉の予言やロケット打ち上げを背景に、新たな戦いが描かれるようだ。

システム面では、本作の戦闘はB.L.T.Z.システムを取り入れたコマンドバトルとなっている。コマンドバトル中にATボーナス「ブリッツ」を獲得すると、攻撃時などにB.L.T.Z.チェイン/B.L.T.Zサポートが発動。クラフトやアーツの効果アップなど、バトルにさまざまな影響を及ぼすそうだ。要素としては、グレンデル化能力をもつヴァンなどは覚醒が可能。フィールドバトル中にブーストゲージを消費して覚醒状態となると、一時的に戦闘能力が大幅に上昇するそうだ。

 


発売日発表にあわせて、メインキャラクター5名の情報や一部舞台設定・キーワードも公開されている。プレスリリースによると、本作にはフェリ・アルフェイド、アーロン・ウェイ、リゼット・トワイニング、カトル・サリシオン、ジュディス・ランスターの5名がメインキャラクターとして登場。ヴァンやアニエスも含めて、『黎の軌跡』のキャラクターたちが本作でも活躍するようだ。また舞台設定/キーワードとしては、地方都市アンカーヴィル市の情報や、ランスター家が経営する黒猫の夜亭、アンカーヴィル市の大病院であるアンカーヴィル統合病院の情報も明かされている。


英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-』は、PlayStation 4/PlayStation 5向けに9月26日発売予定だ。通常版の価格は税込8800円。初回特典/プレオーダー特典としては、DLC 衣装「剣聖リィン・シュバルツァー専用教官服」が付属。同DLCにて、登場キャラクター《剣聖》リィン・シュバルツァーの衣装を、トールズ士官学院・第Ⅱ分校の教官服へ変えられるそうだ。

 


また本作ではLimited Editionが税込1万1550円で発売予定。Limited Editionにはオリジナルサウンドトラックminiやメタリックカードコレクション、シリアルナンバー付きのメモリアルピンズ、DLC「ゼムリア BGM コレクション」などが付属する。