『英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-』発表。大陸終焉の危機に直面した人々を描く、激動の物語が始まる

 

日本ファルコムは12月15日、『英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-』を発表した。対応プラットフォームは未定。2024年発売予定。


『英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-』の舞台は、これまでの『軌跡』シリーズ同様のゼムリア大陸。「120X年、すべてが終わる」という、ゼムリア大陸終焉が予言された。そのXデイが差し迫る中、崑崙の地に築かれた巨大基地から導力ロケットが打ち上げられようとしていた。有史以来の大事業を見届けようと全世界が注目する中、技術的特異点とも言うべきオレド自治州のとある場所には、裏解決屋(スプリガン)の青年をはじめ、各地からの勢力が集結しようとしていた。

本作は、こちらの路線のシリーズ第1作目となった『英雄伝説 空の軌跡』からスタートした『軌跡』シリーズの最新作となるRPGだ。シリーズ累計販売本数は750万本を突破。本作では、前述したストーリーのとおり、物語が激変を迎えるシリーズ20周年記念作品となるそうだ。また、打ち上げられるという導力ロケットは大気圏外を目指しているようで、宇宙的な要素も本作に関わってきそうだ。


バトルシステムなど、ゲームに関して現時点で明らかになっている情報は少ない。しかしながら、本発表で公開されたスクリーンショットでは、ロボットが宇宙空間にいるような姿が確認できる。おそらくは、過去作にて登場した「騎神」のような存在であると思われる。本作でも、騎神戦や騎神召喚のような要素が採用されているのかもしれない。


また、『軌跡』シリーズは、シリーズが進むにつれて、作中の年代が進んでいくのも特徴のひとつだ。物語や世界観が繋がっているため、過去作に登場したキャラクターが後のシリーズに登場することもある。本作においても、スクリーンショットにて『英雄伝説 黎の軌跡』に登場したベルガルドの姿が確認できる。主人公たちの師匠であった彼がどう物語に関わるのか、気になるところである。


『英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-』は、2024年発売予定だ。