協力プレイ対応物理山登りアクション『Surmount: Little Climbers on a Big Adventure』5月9日配信へ。両手を使いロープも駆使して、険しい山をひたすら登る

 

インディー開発者のIndiana-Jonas氏とJasper Oprel氏は3月16日、山登りアクションゲーム『Surmount: Little Climbers on a Big Adventure』を5月9日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch。

『Surmount: Little Climbers on a Big Adventure』は、物理ベースの山登りアクションゲームだ。ソロプレイおよびローカルでの2人協力プレイに対応。本作にてプレイヤーは、世界でもっとも高い山だというオム山を登り、まだ誰も到達したことがないという頂上を目指す。

本作はサイドビューのゲーム画面が採用され、オム山はあらかじめデザインして制作されたものと自動生成を組み合わせたステージとして表現。プレイヤーはキャラクターの右手と左手それぞれを使い、ステージ背景に配置された岩肌や、ステージを形づくる岩壁などを掴みよじ登っていく。まず片方の手で掴み、その手を支点に体を回転させ、もう片方の手でさらに高い場所を掴む、といったかたちで少しずつ登っていくのだ。


キャラクターにはスタミナゲージがあり、岩肌などを掴んでぶら下がっている際に徐々に減少。ゼロになると握力が失われ落下してしまう。地面に激しく叩きつけられると体力が減り、同時にスタミナゲージの上限も減ってしまうため、ルートを見定めて素早く登っていくことが求められるだろう。

道中にはクライミングロープを固定できる器具があり、固定したロープにぶら下がって、スタミナが回復するのを待つのも有効だ。不意に落下した際の命綱にもなるため、器具を発見したら積極的に固定していきたい。ちなみに2人協力プレイでは、両キャラクターが常にロープで繋がれた状態でプレイする模様である。

本作では、キャラクターや上述のロープなどに物理演算が取り入れられており、上手く活用することが求められる。たとえば、岩肌を掴んだ手を支点にキャラクターを回転させ、その勢いで上方へ高く飛び上がったり、ロープを振り子のように使って横へ大きく移動したり。またステージ内には、物理システムを活かしたギミックも随所に配置されている。


登山を進めるなかではさまざまなキャラクターとの出会いがあり、また麓には街も存在。街では、ステージ内で獲得できるアイテムによって、キャラクターカスタマイズアイテムを購入可能だ。このほか、キャラクターのジャンプ力をアップさせるなど、能力強化に繋がるアイテムを入手・装備できる要素も存在するようだ。

『Surmount: Little Climbers on a Big Adventure』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch向けに5月9日配信予定。また、Steamでは現在体験版が配信中だ。