『ファイナルファンタジーVII リバース』、メディア評価にて前作上回る『FF』シリーズ屈指の高評価獲得。コンテンツや工夫てんこ盛りの広大フィールド冒険

 

スクウェア・エニックスは2月29日、『ファイナルファンタジーVII リバース(FINAL FANTASY VII REBIRTH)』(以下、FF7 リバース)を発売予定。対応プラットフォームはPS5。発売が近づく本作の先行プレイレビューが解禁されており、高いメディア評価を獲得している。


『FF7 リバース』は、PS向けRPG『ファイナルファンタジーVII』を現代の技術で蘇らせるプロジェクトの第2弾だ。グラフィックは最新技術を用いたフル3Dになり、ターンベースだった戦闘はアクションベースに変化している。前作『ファイナルファンタジーVII リメイク』(以下、FF7 リメイク)にて魔晄都市ミッドガルでの戦いを経た主人公クラウドと仲間たちは、本作『FF7 リバース』にていよいよ広大なフィールドを舞台にした新たな旅に出る。

本作の先行プレイレビューが解禁されており、各メディアからは高評価が寄せられている。レビュー集積サイトMetacriticでは本稿執筆時点でメタスコア93を獲得。高い評価を受けた前作『FF7 リメイク』および『FF7 リメイク インターグレード』のほか、『ファイナルファンタジーXVI』のメタスコアを上回る好評を得ている。ちなみにMetacriticにおいては『ファイナルファンタジーIX』のメタスコア94に続く、シリーズ史上2位のメタスコアを獲得するかたちとなった。

メディアレビューにおいては『FF7 リメイク』のシステムを踏襲しつつ、広大なフィールドを舞台に大きくパワーアップした内容が評価を受けている。オープンワールド仕立てのフィールドにて、遊びごたえのある多彩なコンテンツ・探索要素や、飽きないような工夫が詰め込まれている点などが高く評価されているようだ。また『FF7 リメイク』に引き続き、オリジナル版の表現に忠実に、最新グラフィックで再構築されている点も好評。広大な世界が美麗に再現された、贅沢なリメイクとしても評価が寄せられた様子だ。


2020年発売の『FF7 リメイク』から約4年を経て発売となる『FF7 リバース』。広大なフィールドにて大ボリュームで描かれるリメイクプロジェクト第2弾は、発売前のメディア評価にてさっそく前作を上回るシリーズ屈指の高評価を獲得しているかたちだ。製品版発売後の反響にも注目したい。

そんな『FF7 リバース』に向けては現在体験版が配信中。体験版は先日2月21日にアップデートされ、ニブルヘイムを舞台にするエピソードに加えて要塞都市ジュノンが存在する一部エリアでのフィールド探索も楽しめるようになった。体験版時点でさまざまなコンテンツを楽しむことが可能で、広大なフィールドを冒険する本作の持ち味の一端を味わうことができるだろう。なお本作ではオリジナル版からストーリーの一部に変化があると見られ、製品版ではそちらも注目されるところだ(関連記事)。

『ファイナルファンタジーVII リバース』はPS5向けに2月29日発売予定だ。体験版は配信中。