マルチ対応ダンジョン掃除ゲーム『Goblin Cleanup』発表。攻略されたダンジョンを掃除・修復・アイテム&モンスター補充して、次なる冒険者をお迎え

デベロッパーのCrisalu Gamesは1月6日、ダンジョン掃除ゲーム『Goblin Cleanup』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

デベロッパーのCrisalu Gamesは1月6日、ダンジョン掃除ゲーム『Goblin Cleanup』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。


『Goblin Cleanup』は、ダンジョン内の掃除をテーマにした作品だ。ダンジョンというと、冒険者たちが宝を求めて潜る危険な場所。攻略されたとしても、また別の冒険者が挑んでくる人気スポットのため、お迎えするためには汚れを掃除し荒らされた環境を修復するなどして、元通りにしておかなければならない。本作では、そうしたダンジョンの裏方の仕事を体験することとなる。

本作は、ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応。プレイヤーは、ダンジョンの管理人に雇われたプロの掃除屋であるゴブリンのメイドとなり、まずはダンジョン内を掃除する。なおダンジョンの構造は、プレイするたびにランダムで組み替えられるという。


ダンジョンの床や天井には、冒険者に倒されたモンスターの血が残っており、ヘッド部分にスライムが付いたモップなどの道具を使ってお掃除。モンスターの死骸も処分する。ダンジョン内には、スライムを補充できるディスペンサーが配備されているようで、スライムは清掃における消耗品扱いとなっているのかもしれない。

掃除が終わったら、ダンジョンの環境の修復だ。破壊されたオブジェクトを直して元あった位置に戻したり、トラップがふたたび稼働するように直したり、宝箱にアイテムを補充したり。トラップは、前回の冒険者が引っかからなかったものが残っていることもあるため、うっかり作動させて事故らないよう注意が必要だ。このほか、モンスターのリスポーンもおこなう。生き残っているモンスターを発見できることもあるとのこと。


本作のこうしたゲームプレイは、公式には関連について言及されていないものの、『Viscera Cleanup Detail』を彷彿とさせる。同作は、SFの世界観にて惨劇の現場を掃除する作品だ。さまざま用意されたツールを駆使してただ掃除するだけであるが、フレンドと一緒に黙々とやり込んでしまうなどとして人気を得ている。『Goblin Cleanup』においては、同じく掃除を中心としたゲームプレイを採用しながら、古典的なダンジョンならではの環境を舞台とすることで独自性を出そうとしているようだ。

『Goblin Cleanup』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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