デベロッパーのBalkanwareは8月25日、オープンワールド・アクションRPG『Turbo Chicken Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）で、配信時期は未定。
『Turbo Chicken Simulator』は、ニワトリを主人公とするオープンワールド・アクションRPGだ。舞台となるCluckingham島は、かつてはニワトリたちの安息の地であったが、いたずらキツネのFoxslav 69世とその手下たちがやってきたことで状況は一変。島中に砲台を設置し圧政を敷き、ニワトリたちを奴隷にしたのだ。そこで主人公のニワトリが暴虐に立ち向かい、仲間たちの救出を目指すこととなる。
本作にてニワトリとなったプレイヤーは、走ったり飛んだりして自然溢れる島を駆け回り、クエストをこなしていく。どういうわけかこのニワトリは、お尻からジェットのようなものを噴射し、ダッシュや飛行時にブーストできるようだ。トレイラーでは、キツネ兵による砲台からの攻撃を、ブーストでかわしていく様子が確認できる。
そして隙を見つけては、お返しとばかりに反撃。ニワトリの武器となるのは、自らが産み出す卵だ。ただし、普通の卵ではない。お尻を敵に向けて卵を発射し、着弾すると爆発して砲台が吹き飛んでいく。飛行中にも、クルッとお尻を向けて発射できるようだ。こうした卵攻撃は、何らかのエネルギーをもとにおこなうことができ、またアビリティとしてのカスタマイズ要素も用意されるとのこと。
さらにニワトリは窮地に陥った際には、その力の限界を突破する伝説的なパワーを発揮することができるという。ニワトリは内に秘めたエネルギーを解き放ち、スーパーチキン（Super Chikiyan）へと変身。超サイヤ人を彷彿とさせる黄金のオーラを身にまとい、何らかの新たなパワーを獲得し、キツネたちとの戦いの流れを変えることが可能になるとのことだ。
また、本作ではこうしたバトルだけでなく、Cluckingham島をのんびり探索することもゲームプレイのひとつとなるようだ。乗り物として、東欧の迷車のひとつとして知られるYugoが用意される。ニワトリが自身で運転できるようではあるが、Yugoはプレイヤーを楽しげなルートに案内してくれるとも説明されている。
『Turbo Chicken Simulator』は、PC（Steam）向けに開発中。配信時期は未定だ。
