PS4/Nintendo Switch向け『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』は“全8巻の大ボリューム移植ゲーム”に。前半4巻は来年1月25日発売へ

 

株式会社エンターグラムは8月24日、『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』PS4/Nintendo Switch版のVol.1~Vol.4およびそれらをまとめた上巻セットを、1月25日に発売すると発表した。Vol.1~Vol.4は各8778円、上巻セットは4万1800円で発売予定(いずれも税込)。


『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』は、小説やアニメなど多方面で展開される「勇者である」シリーズをもとにしたゲームだ。「結城友奈は勇者である」においては、結城友奈たち讃州中学校“勇者部”の仲間たちの日常や、勇者システムなるアプリにより変身して脅威に立ち向かう物語が描かれる。『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』は、2017年からPC/iOS/Android向けに基本プレイ無料にて配信されていた。しかし2022年10月28日にはサービスが終了。PS4/Nintendo Switch向けに移植される運びとなった(関連記事)。

『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』PS4/Nintendo Switch版(以下、コンソール版)に移植されるのはアドベンチャーパートのみであり、オリジナル版におけるタワーディフェンスゲームとしてのバトル要素などは撤廃される。アドベンチャーパートはオリジナル版と同じくフルボイスに対応するほか、新たなストーリーシナリオが追加予定。イラストギャラリーも実装される見込みだ。原作を振り返るストーリーも収録され、プレイに当たっては「勇者である」シリーズを知らなくても問題ないことがアピールされている。

コンソール版では、オリジナル版のアドベンチャーパートが全8巻に分けて移植される。今回、そのうち前半の4巻となるVol.1~Vol.4およびそれらをまとめた上巻セットが、2024年1月25日に発売されることが発表された。各巻の主な収録シナリオとしては、Vol.1には「花結いの章 前半」、Vol.2には「結城友奈の章/鷲尾須美の章」、Vol.3には「乃木若葉の章/白鳥歌野の章/楠芽吹の章」、Vol.4には「花結いの章 後半」が収録されるとのこと。ストーリー選択においてはキャラクターやお気に入り、未読といった要素で絞り込める機能も用意されるそうだ。


昨年10月にてサービス終了した『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』。約5年間にわたって描かれていたオリジナル版の物語に新規ストーリーが加わり、コンソール版は全8巻の大ボリュームで展開されるかたちだ。ファンやシリーズに興味のあるユーザーにとっては嬉しい移植となるだろう。なお本作の9月にはゲーム容量も含めたさまざまな続報も発表予定とのことなので、楽しみにしておこう。


結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』PS4/Nintendo Switch版のVol.1~Vol.4および上巻セットは、2024年1月25日に発売予定だ。Vol.1~Vol.4は各8778円、上巻セットは4万1800円で発売予定(いずれも税込)。上巻セットには特典として新規イラスト集やカレンダー、タペストリーも収録予定となっている。



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