サバイバルクラフトRPG『PROJECT SURVIVAL(仮)』発表。最大25人マルチも対応のモンスターテイム生活、集英社ゲームズ「AMU」の支援で

 

集英社ゲームズは7月14日、サバイバルRPG『PROJECT SURVIVAL(仮)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)のほか、マルチプラットフォームを予定。本作発表に合わせ、集英社ゲームズが取り組む新たなプロジェクト「AMU」についても発表されている。

『PROJECT SURVIVAL(仮)』は、サバイバルクラフトRPGだ。本作において、世界は壊滅的な被害を受け、復興不可能な状況に陥ってしまう。かろうじて生き残った人々は、新たな安住の地を求め、ほかの惑星へと旅立つ。そして、新たなる惑星を開拓すべく、サバイバル生活をスタートする。

本作は、オープンワールドを舞台に、世界を隅々まで探索したり素材を集めてクラフトしたり、自由な冒険と生活が楽しめる作品となるようだ。広がる森林や山々、神秘的な遺跡など、自然に囲まれた新たな惑星には、未知なる要素がたくさん待ち受けている。さらに、惑星にはモンスターも生息しており、彼らと剣や弓を使って戦いを繰り広げることも。戦う以外にも、モンスターを手なづけて仲間にし、その背中に乗って走り回ったり空を飛んだり、水中を疾走することができるという。惑星移住をテーマにした作品ながら、ファンタジー要素も含まれているようだ。


本作の特徴のひとつであるクラフトでは、生活する拠点をはじめ、食料や資材、武器に防具まで、さまざまなものが制作できるようになっている。惑星で手に入る豊富な資源を使い、レシピに従って作成するほか、自ら組み合わせを試してアイテムを作ることができる。

『PROJECT SURVIVAL(仮)』は、1人で惑星を開拓していくソロプレイに加えて、ほかのプレイヤーと協力して惑星を開拓していくオンラインマルチプレイにも対応。最大25人によるプレイが可能であるとのこと。ほかのプレイヤーと協力してコミュニティを作り、建築物を作ったり、クラフトに必要な素材を集めたり、さらには力を合わせて巨大なモンスターと戦うこともできるという。本作にはPvP要素もあるそうで、ほかのプレイヤーと資源やエリアを奪い合うために戦うこともできる模様。


『PROJECT SURVIVAL(仮)』は、マレーシアのインディー開発スタジオMagnus Games Studioが開発を担当。同スタジオは『PROJECT SURVIVAL(仮)』と同様に建築やクラフト要素を備えたアクションRPG、『Re:Legend』を手がけた。

『PROJECT SURVIVAL(仮)』は、集英社ゲームズが本日発表した新プロジェクト「AMU」の支援第一弾タイトルとなるという。「AMU」は、同社による新たなゲーム開発・パブリッシング支援の枠組みとなるようだ。これまでおこなってきたゲームのパブリッシング支援の対象を、日本国内の開発者から世界中のゲーム開発者へと拡張。集英社ゲームズは、資金や開発機材の貸与といった開発支援に加え、プロモーションの支援もおこない、ゲームを世界中のプレイヤーのもとへ届ける役割を担うという。詳細な応募条件などについては、集英社ゲームズの公式サイトを参照されたい。

『PROJECT SURVIVAL(仮)』は、PC(Steam)のほか、マルチプラットフォーム向けに発売予定。