自由自在お料理ゲーム『Cooking Simulator 2: Better Together』発表。マルチプレイ対応、レシピ開発・仕込み・調理までこなす一流シェフへの道

 

デベロッパーのBig Cheese Studioは6月16日、『Cooking Simulator 2: Better Together』(以下、Cooking Simulator 2)を発表した。PC(Steam)向けに、2023年の第4四半期に発売予定だ。なおSteamストアページ表記によると、本作は日本語表示に対応する。


『Cooking Simulator 2』は料理シミュレーションゲームだ。『Cooking Simulator』の続編となる。本作にてプレイヤーは食材を自由に加工し、味付けや火加減にも気を配ってさまざまな調理方法で料理を作る。食材には、輪切りや千切り、みじん切りなど切り方のバリエーションも用意。リアルな調理プロセスを自由に体験することができる作品になりそうだ。本作において、プレイヤーはハンバーガー屋の見習いとしてレストランで働くことになる。次第に実績を積んで、最高級レストランのシェフになることを目指すのだ。

本作では、プレイヤーは実際にレストランに勤めることになる。レストランの営業時間である12時~22時の間、お客さんにサービスを提供するシェフとなるのだ。昼の12時までは準備時間が設けられているので、営業に備えて食材の入荷や仕込みを済ませておこう。また、突然保健所職員がレストランに訪れてくることがあるという。キッチンの清掃も抜かりなくしておこう。


さらに本作では、オリジナルレシピを作ることができるという。レシピはフロー図のように構成され、各調理過程をパーツのように分けて考えることができるようだ。それぞれのパーツごとに材料を選択し、どのように調理するかを指定することで、レシピを作ることができるのだろう。最終的な味のバランスを表示する機能も存在するようで、分かりやすく料理を組み立てることができそうだ。

また、本作の操作キャラクターにはレベルやスキルの概念が存在している様子。調理に関する便利なスキルを4つまで装備することができ、肉の鮮度が長持ちするなどの効果が得られることが確認できる。レベルが上がることで、新たなスキルが開放されていくのだろう。このほか、便利な調理機能も追加されるようだ。本作のSteamストアページでは、みじん切りやダイスカットなど食材の切り方を指定している様子を確認することができる。複雑なカットも自動でおこなってくれるのかもしれない。肉の焼き加減の状態を表示する機能もあるようだ。


そして、本作には新たにマルチプレイ要素が追加される。友達と一緒にオンラインで本作を遊ぶことができるようになる。一緒にレストランで働き、難しいステージを協力してクリアすることもできるようだ。サンドボックスモードも用意されるといい、食材などを自由に使って料理を楽しむことができそうだ。

本作を手がけるのは、ポーランドに拠点を置くBig Cheese Studioだ。同スタジオは前作『Cooking Simulator』を2019年6月にリリースした。前作は本稿執筆時点のSteamユーザーレビューで、1万4277件中84%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。自由度が高くハチャメチャな料理ができる点などが、好評なようだ。一方前作はシングルプレイ専用で、その点を惜しむ意見も存在していた。そうしたフィードバックを受けてか、本作『Cooking Simulator 2』では待望のマルチプレイ要素や、改善された料理システムなどが盛り込まれることとなった。パワーアップしたお料理シム『Cooking Simulator 2』の登場を楽しみにしておこう。

『Cooking Simulator 2: Better Together』は、PC(Steam)向けに2023年の第4四半期に発売予定だ。