惑星探検&クラフトRPG『Crashlands 2』発表。拠点を作って謎めく星を大冒険、エイリアンは敵であり“友”でもある


ゲームスタジオのButterscotch Shenanigansは6月8日、『Crashlands 2』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびモバイル(Netflixアプリ)で、2024年発売予定だ。Steamストアページによると、日本語表示に対応する予定。

『Crashlands 2』は宇宙を舞台にしたクラフトRPGだ。本作の主人公は銀河系を駆けるトラック運転手であるフラックス・ダベス。彼が久しぶりに地球へ戻ろうとしたところ、惑星の表面から謎の爆発が発生した。そして主人公は惑星ウォノープへと墜落してしまう。クラフトでアイテムや武器を作りつつ、謎に満ちた惑星を探検しよう。

本作のゲームプレイではフィールドを探索したり、武器を用いてエイリアンと戦ったりする。一方、友好的なエイリアンも存在し、彼らと友達になることができる。彼らはユニークなスキルや知識をもっており、友達になればプレイヤーの力になってくれるだろう。また、彼らがもつ目標達成の手伝いをすれば、新しいクラフトレシピを獲得することができるようだ。


クラフト・建築要素が充実している点も本作の特徴になるという。フィールドで植物や鉱石などの資源を採取すれば、メニューからアイテムや武器をクラフトすることが可能。ただし作成には、ワークベンチなどが必要となるようだ。また、クラフトしたタイルや壁を設置することで、好きな場所に拠点を建築することも可能だ。拠点では、友達となったエイリアンたちとの交流や農業などを楽しむことができるそうだ。

そして今回のトレイラーの最後には、暗雲に包まれた怪しき建物が映されている。最終的には、惑星に存在する強大な組織と対決することになるのかもしれない。


本作を手がけるのは、アメリカのセントルイスに拠点を置くButterscotch Shenanigansだ。同スタジオは兄弟であるSam Coster氏とSeth Coster氏の2人が中心となって構成されている開発会社。過去には、本作の前作となる『Clashlands』や、ステージ作成型アクションゲーム『Levelhead』などをリリースしてきた。どちらの作品も多くのユーザーから好評を得ている作品だ。前作『Clashlands』は、Sam氏がステージbの癌と戦いながらつくりあげた執念のゲームであった(関連記事)。なお前作リリースと共にSam氏の癌は寛解。同氏は現在もスタジオに在籍しており、今作の開発にも携わっているようだ。

前作は2016年にリリースされ、Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で3000件以上を集め、うち89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。キャラ強化やクラフト要素による拠点拡張を重ねながら進めるゲームプレイなどが評価を受けている。本作では前作の諸要素を受け継ぎつつ、グラフィック面などの進化や新要素が追加されて開発されているようだ。高評価作品の後継作となる『Crashlands 2』の登場を楽しみにしておこう。

『Crashlands 2』は、PC(Steam)/モバイル(Netflixアプリ)向けに2024年発売予定だ。