『オーバーウォッチ2』最新パッチでジャンカー・クイーン強化、アナ弱体化。“生存性”にまつわる調整いろいろ実施


Blizzard Entertainmentは5月10日、『オーバーウォッチ2』に向けて最新パッチを配信した。期間限定イベントとしてPvPvEモードが実装されたほか、ジャンカー・クイーンやアナなどヒーロー調整も実施されている。


今回のアップデートにて期間限定イベントとしてPvPvEモード「スターウォッチ:銀河の救出ミッション」が実装されている。開催期間は日本時間5月22日(原文ママ)まで。4v4で4つのポイントを巡って、敵NPCや相手のチームと争うモードとなっている。

そのほかアップデートでは各種バランス調整も実施。タンク系ヒーローはジャンカー・クイーンが大幅な上方調整を受けている。自己回復力と攻撃の継続性を高め、前線における存在感を強めているとのこと。詳細は以下のとおり:

■タンク
ジャンカー・クイーン

・スキャッターガン
最大弾薬数を6から8に増加
・ギザギザブレード
弾丸のサイズを0.15から0.20に拡大
・ランペイジ
直撃ダメージを40に変更
傷口ダメージを100から60に減少
・アドレナリン・ラッシュ
パッシブ回復率を、傷で与えたダメージの1.25倍から2倍に増加

オリーサ
・フュージョン・ドライバー改
ダメージを12から13に増加

ウィンストン
・ジェットパック
ダメージ減衰の開始位置を1メートルから1.3メートルに拡大
レッキング・ボール
・アダプティブ・シールド
効果時間を9秒から7秒に短縮


またダメージ系ヒーローとサポート系ヒーローにも調整が実施された。アナはバイオティック・グレネードの回復量が減少。開発者コメントによると、サポートのパッシブ効果が追加されて以来、アナの生存性は大幅に改善されたと判断されたという。以前ほど自己回復に頼る必要がないため、同アビリティの回復効果を下げる調整に至ったそうだ。詳細は以下のとおり:

■ダメージ
エコー

・コピー
アルティメットのコストを25%減少
「コピー」発動中のアルティメット・チャージ率が5.5倍から4倍へ減少

ジャンクラット
・コンカッション・マイン
最大ダメージを100から110に増加

■サポート
アナ

・バイオティック・グレネード
爆発の回復量を100から60に減少

バティスト
・イモータリティ・フィールド
クールダウンを25秒から23秒に短縮

キリコ
・クナイ
リロードアニメーションが65%に達した時点でリロードが完了するように変更(以前は75%)
新オプション「快気の御札がリロードをキャンセル」を追加

ライフウィーバー
・ライフグリップ
「アース・シャター」の発動中はラインハルトが対象とならず、「アース・シャター」の使用で「ライフグリップ」がキャンセルされるように変更

また本アップデートでは細かな調整・不具合修正も実施。ヒーローごとの固有オプションに多岐にわたる調整が実施され、デフォルトでONまたはOFFとなる項目の見直しが図られている。詳細はこちらの公式パッチノートを参照されたい。

シーズン4開幕から約1か月が過ぎた『オーバーウォッチ2』。残すところ半分ほどとなった今シーズンにて、今回の調整がもたらす環境の変化にも注目したい。