箱庭スローライフRPG『ピコンティア』Nintendo Switch版6月29日配信へ。のんびり生活しながらフシギな島の謎に迫る

 

パブリッシャーのフライハイワークスは4月26日、『ピコンティア(Picontier)』Nintendo Switch版を6月29日に発売すると発表した。通常価格は税込2500円。ニンテンドーeショップでは4月27日から予約受付が開始予定となっている。

『ピコンティア』は、謎の島で生活する箱庭型スローライフRPGである。本作の舞台は、土壌に大量のピコニウムが含まれるフシギな島。主人公は、ジェダ博士と共にフシギな島へやってきて、何かの研究をしていた人物だ。ある時主人公が長い眠りから目覚めると、ジェダ博士の姿はなく、島の様子が一変していた。主人公だけでなく、島の中心にある町マグメイルの住人たちも騒いでいる。彼らの話によると、部屋に大量のホコリが積もっていたり、仕入れたばかりの食材が腐っていたりなど、奇妙なことが起こったのだという。そんな中、主人公は四角いAIのアイラと共に、生活を再開。荒れた農地を整え、ツールを作り、町の住人と交流しながら島で暮らしていく。島での生活と探検、謎にまつわる物語が描かれる。



本作で主人公は、メインクエストやサブクエストなどを進めて、生活の幅を広げていく。本作のシステムとしては、クラフトが用意されている。木や石など必要な素材を集めることで、道具や装備といったモノが作成可能。クラフトで作ったツールを使って農地を整備したり、武器を使ってモンスターを倒したりなど、日々を過ごすのだ。

ただし本作では、アイテムを作るために対応したレシピが必要となり、ゲーム開始時点で作れるモノは限られている。レシピは、メイン/サブクエストや島の住人との交流などによって入手可能。そのため本作では、まずはクエストを進めることで、少しずつ行動の幅を広げることとなる。また本作の要素としては農業や畜産、海での釣り島の冒険などが可能。島の住人と交流を深め、仲良くなるシステムも用意されている。


本作を手がけているのは共に国内の開発者であるSKIPMOREのユウラボ氏と、Kan_Kikuchi氏だ。ユウラボ氏の過去作としては、『フェアルーン』『トランシルビィ』などをリリース。Kan_Kikuchi氏の過去作としては、『縦笛なめなめVR』や『SLASH OF BULLET』などをリリースしてきた。本作においては、2020年11月にSteamにて早期アクセス配信が開始。3度のメジャーアップデートを経て、2022年4月に正式リリースを迎えている。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で116件中73%の好評を得てステータス「やや好評」を獲得している。

『ピコンティア』Nintendo Switchは、通常価格は税込2500円で6月29日に配信開始予定だ。4月27日からは、ニンテンドーeショップでの予約が開始予定となっている。またSteam版は、通常価格税込2500円で配信中だ。