『Core Keeper』大型アプデ「始まりの砂漠」11月10日配信へ。新たなボスや乗り物に加え、調理システムの改良や巨大建築物の撤去導入

 

デベロッパーのPugstormは11月2日、Steam早期アクセス配信中の地下洞窟探索サンドボックス・サバイバルゲーム『Core Keeper』の次期大型アップデート「始まりの砂漠」を11月10日に配信すると発表した。砂漠や溶岩地帯をテーマとする新たなバイオーム、敵、資源、乗り物などが追加される。また、コミュニティが待望としていた調理システムの改良や巨大建造物の撤去や再配置などが実装される。

『Core Keeper』は地下洞窟を舞台とするサンドボックス・サバイバルゲームだ。プレイ人数は1~8人までで、シングルでもマルチでも楽しめる内容となっている。プレイヤーは洞窟に落ちてしまった探索者となり、コアと呼ばれる不思議な古代遺跡を中心とするマップを思い思いに掘り進めていくことになる。資源を確保し、装備や拠点を整えながら、バイオームを牛耳るボスに挑み、さらなる深みへと足を踏み入れ、多くの謎を秘めた地下世界を舞台に生き延びていくことが目的のゲームとなっている。

開発ロードマップによると、3つの大型アップデートが予定されており、第一弾である「沈んだ海」は6月15日に配信が開始された(関連記事)。今回の「始まりの砂漠」は、その第二弾にあたる大型アップデートだ。また、今後は第三弾であるクリスタルバイオームの追加を予定しているようだ。

「砂漠」と「溶岩」がテーマの新要素

「始まりの砂漠」では砂漠をテーマとした新要素が充実し、新たなサブバイオーム「Molten Quarry(熱で溶かされた採石場)」が追加される。新たなるバイオームではケイヴリングアサシン、爆弾スカラベ、溶岩蝶などの敵が出現する。多様な手段を用いてプレイヤーの行く手を阻んでくる、手強い相手となりそうだ。また、砂漠地帯と溶岩地帯にはそれぞれボスが存在するとのこと。溶岩地帯を牛耳る「溶岩の塊イグニアス」と砂漠地帯を牛耳る「砂の巨獣ラ・アカール」を討伐することが、本アップデートにおける大きな挑戦となることだろう。

また、既存のバイオームである粘土洞窟では新種のケイヴリングである「ケイヴリングスピアマン」と「ケイヴリングスカーミッシュ」の2体が追加されるとのこと。砂漠地帯以外のバイオームにおいても、変化を見ることができるようだ。

新資源と新たな乗り物「Go-Kart(ゴーカート)」

「始まりの砂漠」では新資源や装備なども充実。プレイヤーは砂漠地帯を探索することで、新鉱石「ガラクサイト」を発見出来るという。ガラクサイトを使用することで製作可能なワークベンチは「Go-Kart(ゴーカート)」という新たな乗り物を製作することが可能となっている。本アップデートでは3種類の「Go-Kart」が追加されており、プレイヤーのお好みの車両を製作することができるようだ。「Go-Kart」は高速で移動する手段として有効であり、砂漠地帯を走り回る以外にも、プレイヤー同士でレースを楽しむことも出来ることだろう。

本アップデートには新たなアイテムである「Bug Net(虫取り網)」も追加されるとのこと。それに併せて、虫取り網で捕獲可能な12種類の新たな虫が本アップデートの一環として追加されるようだ。プレイヤーは「Bug Net」を使用することで、これらの虫を捕獲することが可能となっている。捕獲された虫は部屋に飾ったりすることで、インテリアとしての利用が出来るようだ。

更に、新たな装備や武器なども追加されるとのこと。これらのアイテムは新ボス「溶岩の塊イグニアス」や「砂の巨獣ラ・アカール」を討伐することで獲得可能だ。

コミュニティ要望に応える改善

「始まりの砂漠」では、コミュニティからの要望に応える形で、数多くの改善点が導入されるとのこと。調理システムはレシピをクリックすることで自動的に鍋に材料が投入されるように簡易化。また、撤去が不可能だった「巨大な門」や「巨大遺跡の断片」なども、本アップデート以降は撤去と再設置が可能となる。スムーズな調理システムの導入による遊びやすさの向上や、巨大建造物を撤去・再配置することによって建築の創造力をいかんなく発揮できる魅力的な内容となっている。

さらに本アップデートでは、ボートやマインカートなどからの魚釣りも可能になるとのこと。「始まりの砂漠」のサウンドトラックとして新たに追加される、作曲家のJonathan Geer氏による新譜に耳を傾けながら、これまで不可能だった場所からの魚釣りを楽しむのもよいだろう。

『Core Keeper』大型アップデート「始まりの砂漠」は、11月10日より配信。対応プラットフォームはPC(Steam)で、早期アクセス配信中だ。地下に潜り、砂漠の大地がもたらす挑戦に挑んでみたい人は、ぜひ本作を手にとってみてはいかがだろうか。