『オーバーウォッチ2』メイに利用制限が下る。アイス・ウォールによる“天井裏”バグが原因か

 

Blizzard Entertainment(以下、Blizzard)は11月1日、基本プレイ無料FPS『オーバーウォッチ2』 において、プレイアブルキャラのメイについて一時的に利用制限をかけた。この措置は、メイのアビリティにまつわる不具合が原因とのことだ。


『オーバーウォッチ2』は Blizzard が手がけるオンライン対戦FPSゲーム。人気を博した『オーバーウォッチ』の続編として、基本プレイ無料タイトルとして10月5日にリリースされた。

そして本日Blizzardは本作において、プレイアブルキャラであるメイの使用制限を告知。本稿執筆時点でメイは全ゲームモードで使えなくなっている。この理由についてBlizzardは、メイのアビリティであるアイス・ウォールによって、意図しない場所に移動できてしまう不具合に対処するためと説明している。

不具合の詳細については明らかにされていないものの、メイのアイス・ウォールについては先日より、ゲームプレイに影響を及ぼす不具合が報告されていた。一部建物の屋内でアイス・ウォールを使用した際、上にいるメイの元にキリコがアビリティ神出鬼没を使ってワープすると、キリコが天井の裏側にたどり着けてしまうというバグだ。この状態でキリコは天井の裏側から敵を攻撃することも可能であった様子である。

なおBlizzardは今回の問題についてできるかぎり早く対処するとコメント。11月15日配信予定の次回パッチでの、メイの復活を目指しているとのことだ。通例に従えば、日本時間では11月16日の配信となりそうだ。

『オーバーウォッチ2』における不具合によるヒーローの利用制限は、バスティオンおよびトールビョーンに続いて2度目となる。バスティオンとトールビョーンは10月26日のアップデートにて晴れて復活となった一方で、今度はメイが“お休み”となってしまったかたち。Blizzardの予定どおり、次回パッチでのメイの復活が願われる。