近世ファンタジーRPG『GreedFall 2 – The Dying World』発表。旧大陸で外交・策謀・武力を駆使して冒険 


パブリッシャーのNaconは5月19日、『GreedFall 2 – The Dying World』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/コンソール。2024年の発売が予定されている。
 

 
『GreedFall 2 – The Dying World』は、第一作より三年前の世界が舞台となる。いわば前作の前日譚だ。本作では、プレイヤーはTeer Fradeeの原住民としてプレイ。自らの島を奪われ、Gacaneの大陸へと連れていかれることになる。Gacaneは戦争により破壊されており、Malichor の疫病や、異なる派閥同士の政治的な陰謀による傷跡が残っている。プレイヤーはこうした状況のなか、自由を取り戻し、自身の運命を制御するために戦うこととなる。外交力や策略、戦闘、そして仲間の助けを得て、旧大陸での戦いに挑むのだ。

プレイヤーさまざまな土地を巡ることとなる。Bridge Allianceの花形たちがいるOlimaの街や、Uxantisの海岸などを訪れ、古代の土地の秘密を解き明かすのだ。またこうした冒険のなかでは、これらの土地で影響力をもつ派閥とも出会うこととなる。派閥が巡らせる計画や陰謀に巻き込まれながらも、危険な旅を続けるのだ。
 

 
本作ではさまざまなキャラクターと出会い、チームの仲間に加えることが可能だ。クエストを通じてキャラクターを助け、その秘密を解き明かそう。キャラクターたちは友人やライバルとなってくれるほか、恋人関係を築くことも可能だそうだ。チームの仲間に加わったキャラクターは自由に装備品を変えられるほか、戦闘中にプレイヤーが操作することも可能とのこと。

また本作では、プレイヤーのすべての選択が冒険に影響を与えるという。目標を達成するために外交力を駆使したり、策略を用いたり、戦闘に頼ったりと、さまざまな手段をとることができるとのことだ。

前作『GreedFall』は2019年に発売。Steamストアレビューでは本稿執筆時点で1万3000件以上の評価を獲得しており、「やや好評」とのステータスを獲得している。ストーリーの重厚さが高い評価を得た一方、戦闘や街の作りこみの物足りなさなども指摘されていたようだ。続編となる『GreedFall 2 – The Dying World』では、前作の課題となった点の改善にも期待したいところだ。
 

 
『GreedFall 2 – The Dying World』は2024年、PC(Steam)/コンソール向けに発売予定だ。前作はGame Source Entertainmentのパブリッシングで日本語版が発売されたため、『GreedFall 2 – The Dying World』の国内展開にも期待したいところだ。