宇宙ストラテジー『Stellaris』PC版がついに公式日本語対応決定。5月13日発売の新DLC「Overload」と同時配信へ

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Paradox Interactiveは5月6日、『Stellaris(ステラリス)』に向けた次回のアップデートで、日本語表示に対応すると発表した。同アップデートは5月13日、新たなDLCである「Overload」と同時に配信される予定だ。なお、同アップデートおよび新DLCはPC(Steam/GOG.com)に向けたものである。Game*Sparkが伝えている。

『Stellaris』は2016年発売の、宇宙を舞台にしたストラテジーゲームだ。プレイヤーは人間だけでなく、多種多様な異星の種族たちから、陣営を選択可能。宇宙空間を開拓し、全銀河の覇権あるいは平和を目指して、銀河帝国を運営していく。

本作では今まで、有志のプロジェクトによって、日本語化Modが制作されてきた。イベントおよびテキストが数多く存在し、アップデートも頻繁に実施される本作。日本語化Modはそうしたアップデートにも細やかに対応し、すべてのテキストに翻訳が適用されている(実績機能に対応するために、一部の翻訳を意図的に外したModも存在する)。

かつて同作の日本語化プロジェクトに携わっていたWiNCHaN氏によると、今回の公式対応データは前述の有志Modがベースになっているという。今後はParadoxによる公式翻訳チームのもとでローカライズがおこなわれていくようだ。有志Modがベースとはいえ、膨大な量のテキストを今後Paradox側で対応していくと考えると、同社としては大きな方向転換だといえそうだ。


また、公式での日本語対応とともに、新たなDLC「Overload」が配信される。同DLCでの目玉となるのは、新たな属国化システムだ。自帝国内の属国の役割を特化させる、多数の方法が追加される。具体的には、経済超大国や、軍事専門国家、技術集団国家など。帝国規模には影響がないと思われるため、デメリットの心配もなく、併合するよりも効果的な運用が期待できそうだ。

そのほか、5つの新たな帝国起源も追加される。地下生活に適応した起源や、超常現象の使い手であるシュラウドウォーカーたちと交流のある起源などが登場するという。また、帝国をより効果的かつ迅速に防衛するための、新たな巨大建造物も追加される。影響力や防衛力を高める軌道リングや、艦隊を片道切符で星間移動させる量子カタパルトなどが、新たに建造可能となる。


さらに、アップデートによって、新DLCなしでも楽しめる新機能として、属国化システムには大きな変更が加わる。外交や国土拡張の自由度や、戦争への参戦など、さまざまな設定が可能となる。ほかにも、新機能として、状況システムが追加される。資源不足や、惑星または機械の反乱、といった数多くのイベントに使用されるそうだ。

なかでも、資源不足については状況システムによって大きく改善されているという。従来は、資源の月収がマイナスになると、惑星の産出量に大きなペナルティが科されていた。そのため、資源不足が次の資源不足を招くという、負のスパイラルに陥ることも珍しくなかったのである。今後は状況システムによって、資源不足は段階的に深刻化していくものとなる。最も深刻な最終段階においても、建造物のダウングレードなどで、状況を改善できる余地が生まれるとのことだ。


なお、これらの新機能には、別売りの既存DLCが必要となる場合があるため、留意されたい。集合意識の統治形態には「Utopia」が必要となるため、今回DLCの集合自我の帝国起源にも、同DLCを要するものと思われる。
【UPDATE 2022/5/6 18:15】
必要だと思われるDLCについて記述を修正

長年の有志プロジェクトからデータを引き継いで、ついに公式での日本語表示対応が決定した『Stellaris』。一方で、『Hearts of Iron 4』や『Europa Universalis Ⅳ』といった、Paradox Interactiveの他作品についても、それぞれの有志プロジェクトによる日本語化がおこなわれている。将来、ほかの同社タイトルにも公式日本語対応が実施されることはあるのだろうか。今後の動向に注目したい。

『Stellaris』の新DLC「Overload」および公式日本語対応は、PC(Steam/GOG.com)向けに5月13日より配信予定だ。

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