下品FPS『POSTAL 4: No Regerts』4月20日正式リリースへ。血と肉と尿が入り混じる暴虐街歩き
デベロッパーのRunning With Scissorsは3月28日、『POSTAL 4: No Regerts』を4月20日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com/Green Man Gaming)。
『POSTAL 4: No Regerts』は、一人称視点シューターだ。物語が始まるのは、前作までの舞台、パラダイスタウンが荒廃して数年後の世界。主人公のPOSTAL Dudeは飼い犬のChampとともに、新たな故郷を探してアリゾナの砂漠をドライブしていた。しかし、たまたまとあるガスステーションに停車して休憩していたとき、車や持ち物すべてを盗まれてしまう。ちょうどそのとき、付近には新たな街 EdensinがPOSTAL Dudeを待っていた。何もかも失ったPOSTAL Dudeは、Edensinを目指して出発する。
本作の世界はオープンワールドで表現され、プレイヤーは開けたフィールドを探索することになる。街の中で、暴虐の限りを尽くすのだ。スクーターで人を跳ね飛ばしたり、チェーンソーで通行人の首をはね落としたり、ゴア表現満載の自由度の高いプレイが可能となっている。このほかにも切断した手足を近接武器として使ったり、敵に小便をかけたり、ヴァギナがテーマの遊園地で子宮コースターに乗ったりと、かなり悪趣味な世界が展開される。
正式リリースにあたってのコンテンツとしては、まず主人公であるPOSTAL Dudeの声が変更できるようになる。シリーズ過去作で声優を務めたRick HunterさんやCorey Cruiseさんのほか、新たにJon St. Johnさんが参戦。JohnさんはDuke Nukem役として知られる声優だ。また正式リリースのアップデートには、グラップリングフックや、改善されたおつかいミッション、より多くのサイドコンテンツ、カットシーンの改良、キャラクターの拡張などが含まれている。
出会うことになるミッションとしては、人間サイズのパチンコでアメリカから逃げてきた人間をメキシコ国境に投げ捨てたり、不浄な民衆にビデの聖なる言葉を広めたり。元ポルノ女優からDJに転身したCarter Cruiseが出演しているKunny Islandを訪れることもできる。また、D級開発者のゲームを完成させるために、仮想世界に入り込むといったアクティビティも。このほか敵としては、人肉を食らう田舎者、トイレットペーパー教信者、警察などが登場。そのすべてを暴力で排除していくこととなる。
『POSTAL 4』のアップデートは正式リリース後も数年間続けられる予定。正式リリース後、数週間から数ヶ月の間に無料の新しいコンテンツがもたらされ、新武器・新クエスト・パフォーマンス向上・グラフィックアップデート、そしてCo-opマルチプレイなどが実装されていくとのことだ。
『POSTAL 4: No Regerts』はPC(Steam/GOG.com/Green Man Gaming)向けに、4月20日正式リリース予定だ。