西部劇都市再生シム『Western City Renovator』発表。廃墟となった街を再建しては賑わいを取り戻し、鉄道路線を拡大させる

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パブリッシャーのPlayWayは11月28日、Septarian Gamesが手がける都市再生シミュレーションゲーム『Western City Renovator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

『Western City Renovator』は、西部開拓時代と思しき世界を舞台に、廃れた都市を再生させるシミュレーションゲームだ。本作では、鉄道会社Western Rail Companyが各地へ路線を延ばそうと計画しており、プレイヤーは同社からクエストを請け負うかたちで、沿線となる予定の街や施設を再建していくことになる。

沿線には廃墟が広がるエリアが複数存在し、都市や貨物基地、農場などエリアごとのテーマに沿って復興させるようだ。まずはそうしたエリアを探し出し、街の現状を調査して鉄道会社に報告。そして、残っている廃墟の解体から作業を始める。工具やダイナマイトなどを活用して建物をバラし、木材などの素材となったものを拾い集めて、新たな建物に再利用するためだ。ダイナマイトを使えば素早く解体できるが、素材が失われる割合が多くなるという。

また、貨物基地を再建し路線を引くと、素材を輸送してくることもできる模様である。映像では、作業員を雇って線路を敷く作業をおこなわせている様子が見られる。路線の延伸工事もプレイヤーがおこなう必要があるのかもしれない。作業員を雇えば、お金はかかるがあらゆる作業をスピードアップできる。


解体を進めて更地になったところに、新たな建物を建てていく。鉄道会社から指定されたクエストを完了すれば報酬を得られ、稼いだお金で建物の設計図を買い、建築していくことになるようだ。建築作業は、設計図をガイドにして、素材を配置していくかたちになる模様。さまざまな種類の建物を建てることができ、たとえば雑貨屋を建てれば新たな道具を購入できるようになり、銀行を建てれば口座をもつこともできる。

廃墟は建て直すだけでなく、リノベーションすることも可能な模様。映像では、廃墟となっていたバーを清掃し、新たな家具や調度品を配置してふたたび賑わいを取り戻している。街の再建が進むに従って人々が訪れ、住み着くようになる。そして目的を達成したところで、また次の街を再建し、さらに路線を延ばしていくことになるのだろう。


本作では、新たな住民の要望に答えたり、問題を解決したりといった要素も用意されているという。また、各エリアが廃墟となっていたことには理由があり、エリア内を探索することでその背景が明らかに。そうした物語要素を楽しめる側面もあるそうだ。

『Western City Renovator』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定である。

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