『ゼルダの伝説』風アクション『Blossom Tales 2: The Minotaur Prince』発表。おじいちゃんが語る物語の世界を女の子が大冒険

 

パブリッシャーのPlaytonic Friendsは9月25日、Castle Pixelが手がけるアクション・アドベンチャーゲーム『Blossom Tales 2: The Minotaur Prince』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switchで、2022年配信予定。
 

 
『Blossom Tales 2: The Minotaur Prince』は、2017年にリリースされ高い評価を得た『Blossom Tales: The Sleeping King』の続編だ。本シリーズでは、おじいちゃんが話してくれる物語を聞いて、主人公の少女リリーが実際にその世界のなかで冒険。前作は、永遠の眠りにつく呪いをかけられたブロッサム王国の王様を助ける物語だったが、本作ではそれから数百年後のストーリーが語られる。

おじいちゃんのお話によって、ふたたびブロッサム王国を訪れたリリー。しかし、彼女の何らかのおこないによって、弟のクリスが何者かにさらわれてしまう。この世界ではミノタウロス王が復活しており、クリスを助けるにはミノタウロス王を倒さなければならないという。そうして彼女の新たな冒険が紡がれていく。
 

 

 
本作は、かわいいドット絵の2Dグラフィックと、初期の『ゼルダの伝説』を彷彿とさせるゲームプレイが特徴だ。町やダンジョン、あるいは海賊のいる海岸地帯や呪われた森など、さまざまなロケーションを擁するオープンワールドの世界を旅し、メインクエストおよびサイドクエストをこなしていく。プレイヤーの選択によっては、物語やイベントに影響が及ぶこともあるという。

公開されたトレイラーでは、ダンジョンを探索したり、敵やボスと戦ったりする様子が見られる。パズル要素もさまざま存在するようだ。主人公のリリーには、豊富な武器とアビリティが用意されるとのことで、剣や弓、盾、爆弾などで戦っている。グラップリングフックのようなアイテムで、足場を飛び越えていくエリアもある模様。前作から新たに追加された新要素など、本作の詳細は今後発表するとのこと。
 

 
『Blossom Tales 2: The Minotaur Prince』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに2022年配信予定。Steamのストアページによると、日本語表示にも対応するようだ。

なお、Nintendo Switch版の国内配信の有無については、現時点では不明。前作は日本でもリリースされたが、本作は販売元が異なる。ちなみに販売元Playtonic Friendsは、『Yooka-Laylee』の開発元Playtonicのパブリッシング部門である。同スタジオ自身は日本での配信に積極的だが、Playtonic Friendsとしてはまだ実績がないため何ともいえない。日本でも展開されることを期待したい。