『Apex Legends』パンチ強すぎる問題勃発。序盤で殴り殺されるプレイヤーたちの悲鳴に、開発者が耳を傾ける

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Apex Legends』にて、ある攻撃手段の弱体化が検討されているようだ。とはいっても、武器やアビリティなどのナーフではない。徒手空拳、すなわち「パンチ」である。『Apex Legends』においてひそかに重要なスキルとなっているのが、近接格闘だ。PC版ならVキー、コンソールはRスティック押し込み(キーコンフィグ可) でパンチを繰り出すことが可能。使い道としては主に試合序盤、武器を持っていない状態で敵と遭遇した際などに活躍する。もちろんさっさとP2020なりオルタネーターなりを見つけるに越したことはないのだが、その余裕すらないときに接敵した場合、やけくそでパンチしていたら意外と相手をノックダウンできることもある。 

そんなパンチだが、実際のところどれくらい強いのか。その威力は一律して30ダメージである。本作における基礎のヘルスは100、出撃時に装備している白アーマーの耐久値は50。よって、パンチを5発食らうとノックダウンしてしまう計算となっている。そこまで殴り合いをするのはスマートな戦術とはいえないものの、武器を探そうとしても相手がしつこく粘着してくる場合、殴り殺されることはなきにしもあらず。また、格闘を繰り出す直前にジャンプキーを入力すると、より発生速度が速いキックを繰り出すこともできる。こうした格闘を使いこなす相手と遭遇した場合、序盤の生存率は厳しいものとなりうるわけだ。 

パンチで勝敗が決してしまったときの腑に落ちなさは、自分の腕の問題であったとしても、いかんともしがたい。7月14日、SNS上にて「パンチが強すぎる」と訴える動画が二本投稿された。一本目は海外掲示板Redditに公開されたもので、投稿者のワットソンがヴァルキリーと接敵する様子。武器を持たない状態での交戦ながら、ワットソンはテルミットグレネードで相手のシールドを破壊。その後ヴァルキリーがVTOLジェットで離脱を図るも、これを執拗に追いかけパンチでとどめを刺している。空を飛んでもパンチから逃れられないという、印象的なクリップである。 
 

 
同日、奇しくもまたヴァルキリーがパンチでノックダウンさせられる動画がTwitterに投稿された。こちらは投稿者がヴァルキリーを使用しており、相手がレイスで向かってきている様子。投稿者はジェットで高所に逃れようとするも、敵レイスはジャンプとキックを繰り出し執念深く追撃。投稿者は武器を持っているにもかかわらず、最終的に競り負けている。こちらもパンチの強烈さを裏付ける動画として興味深い。 
 

 
そして、後に挙げたTwitter上の動画には『Apex Legends』開発者もコメントしているようだ。反応を寄せたのはRespawn Entertainmentにてプロデューサーを務めるJosh Medina氏 だ。同氏はヴァルキリーVSレイスの動画に対し、『Call of Duty: Modern Warfare 2』におけるPerk「Commando」が思い出されると苦笑。同Perkはタクティカルナイフと併用することで凶悪な近接攻撃を繰り出せる能力。『Apex Legends』におけるパンチもそれに迫る威力を秘めていると暗に認めているわけだ。そのうえでMedina氏は、チーム内で同問題を調査したかどうか確認するとしている。パンチ攻撃の威力については今後、開発チームから何らかの調整が入るかもしれない。 

『Apex Legends』といえばガンプレイを是とするシューターだ。序盤に格闘で競り負けてしまえば、誰しも神妙な感情を禁じ得ないだろう。願わくは、これ以上パンチで殴り殺されるヴァルキリーが発生しないことを望みたい。 

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