『サイバーパンク2077』大型アップデート1.2の詳細公開。旧世代機および低スペックPCでのパフォーマンスを改善へ

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CD PROJEKT REDは3月29日、『サイバーパンク2077』のパッチ1.2を間もなく配信するとし、主な変更点を公式サイトにて発表した。


パッチノートの内容は多岐にわたるが、まずパフォーマンスと安定性の調整・改善について。全プラットフォームを対象としたものではあるが、本作のローンチ時に批判の対象となっていた、旧世代機および低スペックPCでのパフォーマンス特に大きな影響を与えるという。具体的な内容は以下のとおりだ。

・エンジンおよびレンダリングエンジンのパフォーマンスと安定性を改善(ランダムクラッシュの頻度を軽減)
・各種システムにおけるメモリの最適化およびメモリ管理の改善(クラッシュの頻度を軽減)
・影、シェーダー、フィジックス、ワークスポットシステム、スポーンシステム、シーンシステム、アニメーションシステム、オクルージョンシステム、フェイシャルアニメーションシステムに関する数々の改善
・UIアイコンのメモリ管理システムを改善し、メモリ関連のクラッシュ(特に長時間のゲームプレイで発生)を軽減
・UIの安定性を複数改善し、頻度の高いUI関連クラッシュを軽減
・さまざまなクラッシュの修正(設定画面、ゲーム中に複数回セーブデータをロード、GPU関連など)
・UIパフォーマンスに関する複数の改善
・同じアイテムを連続で複製する際のコントローラーのボタン連打中に発生するパフォーマンス低下を修正
・低速ハードドライブで、ミニマップ上のプレイヤー検知マーカーが破損あるいはグリッチする問題を修正
・さまざまな安定性およびパフォーマンスの向上

またゲームプレイ時において、低いおよび極端に高いフレームレート時における乗り物のハンドル操作を改善し、安定化を実現するとのこと。こちらも、乗り物の操作に関して、特に旧世代家庭用ゲーム機において大幅に改善させるものだそうだ。


このほか先日の発表で案内されていた、プレイヤーが犯罪行為を犯した際にNCPD(警察)が、すぐ近くに出現しないようにする変更や、乗り物のハンドル感度設定の追加、乗り物がスタック・乗り上げた時のためのスタック解除機能の追加なども含まれる(関連記事)。

さらに、適切な攻撃モードに移行しない、その場でスタックする、プレイヤーの存在に気づかない、オブジェクトを貫通するなどのNPCの行動に関する問題や、ゲームの進行不能に繋がる各種問題の修正もおこなわれる。また、遠距離におけるテクスチャのレンダリングや、素材のディテール品質、屋内および屋外の光源など、ビジュアル面の改善も実施予定。UIや操作性に関する修正も含まれており、詳しい内容はパッチノートを確認してほしい。『サイバーパンク2077』のパッチ1.2の配信は、間もなくとのことだ。

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