広大な島探索3Dアクション『Here Comes Niko!』発表。「プロのおともだち」として、島中のアニマルをお手伝いしよう

 

Gears for Breakfastは12月14日、3Dアクション『Here Comes Niko!』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。リリース予定時期は「Coming Soon」だという。
 

 
『Here Comes Niko!』は、“お疲れな”人々に向けたキュートな3Dアクションゲームだ。あるとき主人公のニコは、Tadpole Incorporatedなる企業の「プロフェッショナル・フレンド」という役職に応募する。カエルの上司から命じられた仕事内容は、島を巡って出会った人々を何でも手助けするというものだった。仕事で頭角を表すことができなければ職を奪われてしまう。そんな理由にて、ニコは人助けに勤しむこととなる。島の住民はみな親切だが、ちょっぴりヘンテコな動物ばかり。奇妙な島を駆け巡るニコの奮闘劇が幕を開ける。

人々から依頼される内容はさまざまだ。まずは島中の住民の話を聞いてみよう。魚を捕まえたり、芸術作品を作らされたり、あるいは単に心配事を聞いてあげることも立派な手助けとなる。「犯罪現場の決定的証拠をつかむ」といった、ちょっぴりサスペンシックなシーンもある模様。運がよければお駄賃をもらえるだろう。収入の使い道としては、「鉄道に投資する」というものがある。線路が広がれば、新たな島へ活動の範囲を拡げることが可能となるのだ。
 

 
本作に登場する島は6か所。ビーチを擁するHairball Cityや山道の続くSalmon Creek Forests、さらに公共プールでスイミングを楽しめる土地も存在するという。トレイラーではガラス張りのビルや、日本風の温泉なども確認でき、島国ながらも多彩な景色を楽しむことができそうだ。ニコはかなりの跳躍力を秘めているため、マップは縦横無尽に探索可能。ロケーションごとに立体的なアクションを楽しむこともできそうだ。

仕事以外にも、ストリートガールたちと交流してグラフィティに興じたり、ジャンプ力を活かしたダイナミックなビーチバレー、さらに水上をウォーターボールで爆走するなど、海に囲まれた土地ならではのアクティビティで息抜きもできる。カラフルポップで時に幻想的でもある島や、2Dで表現されたキュートなキャラクターとの交流が、癒やしの時間を与えてくれそうだ。
 

 
パブリッシャーのGears for Breakfastは、2017年に自社タイトルとして『A Hat in Time』を開発したスタジオでもある。NINTENDO64時代をリスペクトしたキュートな3Dアクションゲームで、Steamでは2万6300件のレビューにて98%からポジティブな反応を受けるという「圧倒的に好評」な作品。日本でも架け橋ゲームズのサポートでNintendo Switch版が発売されている(関連記事)。『Here Comes Niko!』では、新進のスタジオFrog Vibesの開発をパブリッシャーとしてサポートするようだ。

『Here Comes Niko!』はPC(Steam)/Nintendo Switch向けに発売予定。Steamストアによるとリリース時期は「Coming Soon」。