『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』Steam版は、日本でも発売へ。『ペルソナ5』の後日談を描く、事件と青春の旅路


アトラスは12月11日、『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ(以下、P5S)』Steam版を、2021年2月23日に全世界同時発売すると発表した。

国内向けには、PlayStation 4/Nintendo Switch向けとして今年2月に発売されていた本作。Steam版については、Steam版については、海外向けの発表にて明らかとなっていたが 、日本への対応は不明だった。しかし、今回アトラスが国内向けにも告知を行ったことで、6月にSteam版がリリースされた『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』に続いて、日本からも購入可能であると明らかになったわけだ。通常版の価格は税込7980円。税込8480円のデジタル豪華版を予約すると、発売4日前からプレイできるアーリーアクセス権も得られる。

『P5S』は、『ペルソナ5』の後日談を描くアクションRPGだ。本作の舞台は、『ペルソナ5』のエンディングから半年後。夏休みを利用してルブランに集まった心の怪盗団は、旅行に出かける計画を立てようとしていた。しかし、翌日に主人公が渋谷へ出かけたところ、パレスとは異なる異世界ジェイルへ迷い込んでしまう。また、日本各地で謎の怪事件が発生しており、心の怪盗団は警察から関与を疑われてしまう。新しい事件の解決のため、身の潔白を証明するため、怪盗団は再び異世界での戦いを始める。

『ペルソナ5』に登場した心の怪盗団のメンバーに加えて、本作からの新キャラクターとして、渋谷のジェイルで出会う謎の少女ソフィア、警視庁公安部に所属する男・長谷川善吉も登場。キャンピングカーで日本各地を巡る、青春と世直しの旅路が描かれる。なお、本作は『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』ではなく、『ペルソナ5』の後日談となっている。


ジェイルでの戦いは、アクションRPGとして描かれる。本作の開発は、アトラスのペルソナチームと、「無双」シリーズを手がけるコーエーテクモゲームスのω-Forceがタッグを組んで担当。弱点を突くと有利になるシステムや、主人公ジョーカーに搭載されたペルソナの変更システム、ベルベットルームでのペルソナの合体、ジェイル内でのボス戦など、「ペルソナ」シリーズらしさのあるアクションRPGに仕上げられていることも、本作の特徴だろう。Steam版では、コントローラーにくわえてキーボードとマウスにもフル対応。日本語/英語ボイスも収録されているほか、実績やトレーディングカードも獲得できるという。

『P5S』Steam版は、2021年2月23日に日本を含めた全世界に向けて発売予定。通常版税込7980円。2月19日からのアーリーアクセス権、40曲以上のデジタルサウンドトラック、デジタルアートブック、DLCペルソナシリーズバトルBGMおよび総攻撃セットも収録したデジタル豪華版は、8480円。ストアページでは、予約購入も開始されている。