『フォートナイト』壮大なドラマが描かれた「世界をむさぼる者」ワンタイムイベントおさらい。シーズン5は12月2日午後6時から

 

Epic Gamesは12月2日午前6時より、『フォートナイト』チャプター2シーズン4のワンタイムイベント「世界をむさぼる者」を開催した。シーズン4はギャラクタスを退治するワンタイムイベントをもって終了した。シーズン5の開始は12月2日午後2時を予定している。

『フォートナイト』チャプター2シーズン4ではMARVELと大規模なクロスオーバーが実現。コミック版「ソー」のスピンオフという形式でシーズン4の物語は始まり、アイアンマンやウルヴァリンといったマーベル・ヒーローが続々とバトルロイヤルの島へ召喚されてきた。同時に宇宙から惑星を食べてしまうギャラクタスが接近。彼を撃退することがシーズン4の大きな目的だった。

シーズン4では期間中マップに頻繁に変化が起き、ゲーム内で物語が展開されていた。アイアンマンが中心となってギャラクタスを迎え撃つ準備を進めていたようだ。ブラックパンサーのモニュメントやアントマンのアリ小屋など、MARVEL関連のロケーションが転送されるかたちで出現。アイアンマンことトニー・スタークはバトルロイヤルマップの4分の1程度のスタークインダストリーズを、元の世界から呼び出していた。

さらにアイアンマンはバトルバスを改造。気球の代わりに翼をつけて、バスの内部にはガンマセルなる爆発物を大量に詰め込んでいた。また、ギャラクタスもアップデートごとに島へ近づいていた。シーズン4の開始では光の点だった彼は、終盤には水平線の先に巨大な顔が確認できるほどに接近していたのだ。


ワンタイムイベントは午前6時の開始予定から数分遅れて開始した。これは『フォートナイト』のワンタイムイベントでは度々あることだ。ワンタイムイベント開始とともに、マップ西側の水平線からギャラクタスが、プレイヤーが立つヘリキャリアを攻撃。プレイヤーは空へ吹き飛ばされる。そこにアイアンマンが飛んできて、ジェットパックを背中へつけることで救ってくれたのだった。


こうした間に、ギャラクタスは島の中央にある「ゼロポイント」を吸収しようとしていた。「ゼロポイント」はチャプター1で、ルートレイクの湖の真ん中に出現したエネルギーの球のこと。これがギャラクタスを引き寄せたエネルギー源だったようだ。「ゼロポイント」を守るため、プレイヤーは爆発物満載のバトルバスへ乗り込む。異なる世界から来た数十億台のバトルバスを集結させることで、惑星サイズのギャラクタスを倒す計画だ。

そこからシューティングゲームが開始。障害物を避けながら、ギャラクタスの飛ばすドローンを撃つ3Dシューティングゲームである。ソーやウルヴァリンの助けを借りつつドローンの攻撃を振り切ったバトルバスは、ギャラクタスめがけて突進。ガンマセルの爆発でギャラクタスは撃退され、元の世界へ帰っていった。

さらに最後には、気になる映像も映し出された。警報が鳴り響くオフィスの床にスーツの男性が倒れている。彼は、フォートナイトのキャラクターであるジョンジー。ジョンジーが目を覚ました瞬間、ワンタイムイベントは終了した。シーズン3のワンタイムイベントの際も、彼は少しだけ登場していたのだ。MARVELとは別の物語も『フォートナイト』では進行しているようである。


『フォートナイト』チャプター2シーズン5は日本時間12月2日午後6時から開始予定だ。謎めいたティザー映像も公式Twitterから発信されている。