『仁王2』完全版がPS4/PS5/Steam向けに2021年2月発売へ。PS5/Steam版はビジュアルを強化、DLC第3弾も来月配信迫る


コーエーテクモゲームスは11月13日、ダーク戦国アクションRPG『仁王2』本編に有料DLC3部作を追加収録した完全版(Complete Edition)を発売すると発表した。対象プラットフォームはPS4/PS5/Steam。価格はいずれも税込6380円。発売日はPS4/PS5版が2021年2月4日、Steam版は2月5日となっている。またPS5向けに前作『仁王』の完全版、およびシリーズ2作品がセットになった『仁王 Collection』も同時発売される。

新たにPS5向けに展開される『仁王2 Remastered Complete Edition』は、次世代機向けにビジュアルが強化される。4K解像度や120fpsに対応し、各種グラフィックスの品質向上もなされる。またロード時間の高速化に加えて、DualSenseワイヤレスコントローラーの新機能にも対応。銃や弓矢を放つ感触がアダプティブトリガーで伝えられ、ハプティックフィードバックによって丸っこい猫妖怪「すねこすり」の撫で心地までが再現される。それらに3Dオーディオも組み合わさることで、よりリアルなゲーム体験が楽しめるという。なお、本作はPS5・PS4間でのクロスマッチングにも対応している。


おなじくPS5向けに展開される前作の完全版『仁王 Remastered Complete Edition』は、次世代機による新機能に対応するほか、続編で好評を博したフォトモードが新たに搭載される。前作ならではの死闘や癒しの瞬間を撮影できるのも魅力的だ。価格は税込6380円。シリーズ2タイトルがセットになった『仁王 Collection』は税込10780円で、パッケージ版には描き下ろしオリジナルケースが付属される。

なお、Steam向けの完全版『仁王2 Complete Edition』も4K解像度や120fpsに対応。PS5版同様にビジュアルが強化され、ウルトラワイドモニターやキーボード・マウス操作のカスタマイズにも対応している。


PS4向けの完全版『仁王2 Complete Edition』および『仁王2』については、ネットワーク接続を介してPS5版へアップグレード可能。後に発売される『仁王2 Complete Edition』は無償でアップグレード可能だが、すでに発売済みの『仁王2』の場合は別途アップグレード費用が必要となる。アップグレードにかかる費用は本編が110円、各有料DLCが22円。つまり、有料DLCを含むすべてのコンテンツをアップグレードする場合は計176円(税込)が必要というわけだ。なお、PS4からPS5へのセーブデータ引継ぎも可能。各種特典装備の引継については公式ページを参照してほしい。


ちなみに今回の発表にあわせて、完全版にも含まれるDLC第3弾「太初の侍秘史」の配信日が12月17日と告知された。新たな物語では、ソハヤマルの輝きが主人公をみたび過去へと招く。幼い頃に母が語った地で、大嶽丸の過去やソハヤマルの秘密、太初の侍の真実など、すべての謎が解き明かされるという。当DLCには新ストーリーのほかにも、より上位の高難度モードや新規のエンドコンテンツなどが用意されているようだ。DLC3部作の最後を飾る、主人公の長き旅路の結末をその目で見届けてほしい。

ダーク戦国アクションRPG『仁王2』の完全版は、PS4/PS5/Steam向けに2021年2月4日(Steam版は2月5日)発売予定。DLC第3弾「太初の侍秘史」は12月17日に配信予定だ。