Mojang Studiosは11月12日、『マインクラフト ダンジョンズ』にてクロスプラットフォームプレイ（以下、クロスプレイ）を現地時間11月17日に実装すると発表した。発売前から実装が予告されていた機能であり、リリースから半年を経てついに導入されるようだ。同作の対応プラットフォームは、現時点でPC（Windows）/PS4/Xbox One/Nintendo Switch。これらのプラットフォームのプレイヤーが、垣根を超えて一緒にハクスラ体験を楽しめるようになる。
『マインクラフト ダンジョンズ』はMojang Studiosを中心に開発されたダンジョン探索ゲーム。『マインクラフト』の世界観をベースとしており、プレイヤーは英雄として「邪悪な村人の王」の討伐を目指す。ダンジョンに潜り武器や防具などのアイテムを集めながら、ステージをクリアしていくのだ。クモやクリーパー、エンダーマンなどおなじみの敵キャラが登場したり、TNTやエンチャントといった『マインクラフト』なシステムを導入しつつも、見下ろしアクションゲームという別ジャンルのゲームに仕上げられている。性能の異なる装備を付け替えながら進んでいく、ハクスラ要素を持つ作品でもある。本作のマルチプレイは、最大4人まで参加可能。参加プレイヤー数によって難易度や敵の数、そして戦利品などが変化する仕様となっている。
注意しておきたいのは、『マインクラフト ダンジョンズ』にはマッチメイキング機能が搭載されていないこと。同作のマルチプレイはフレンドと遊ぶことが考慮されており、見知らぬプレイヤーと協力プレイをすることができないのだ。この仕様はクロスプレイでも同じである。また『マインクラフト』のクロスプレイと同様に、マイクロソフトアカウントが必要になるであろう点についても、留意しておきたいところ。そのほか、クロスプレイには対応するものの、クロスセーブには非対応。Xbox Oneでプレイしたセーブデータを、Nintendo Switchにて共有する……といったことはできない。あくまでクロスプレイのみを実装するアップデートである。
『マインクラフト ダンジョンズ』は、現在でもコンテンツ追加やバランス調整がはかられている。10月末には大型アップデート1.5が配信され、難易度としてアポカリプスプラスが追加。12月配信予定の「Howling Peaks」含む、4つのDLCが今後配信されることも明かされている。今後もまだまだ楽しめるゲームなので、クロスプレイ実装のタイミングで友人と共にダンジョンに潜ってみるのもいいだろう。
『マインクラフト ダンジョンズ』は、PC（Windows）/PS4/Xbox One/Nintendo Switch向けに配信中だ。
